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2007年6月18日 (月)

檜原村 滝と湧水ウォーク

気持ちの良い土曜日。

いつものように自然に5時頃眼がさめたので、鮮烈な水に会いに行こうと、前から決めていた桧原村の滝と湧水のウォーキングを決行。決死隊は先鋭部隊の約1名。

武蔵五日市駅発7時40分数馬行き先頭に陣取る。K察のヒトらしいヒトが御出勤の時間なのか多い。あとはじぃさんとばぁさんたちのハイカーみたいな連中。やっぱりK察の前のバス停で大勢が降りたので一挙にバスはすかすすかと軽快に進む。

P1010990 あっという間に檜原村「本宿役場前」に到着。8:00。410円なり。数馬方面に向かって歩くと、「吉祥寺滝」のバス停があり、そこから下に降りる階段ががあるので、下まで下ると、「吉祥寺滝」の最後の部分に。鉄製の通路を上流に進むと、檜原街道の「吉祥寺滝」の看板のところから降りてきた道と交差するので、矢印にそって鉄製の階段をおりていくと遥か下に、「橘渓」の渓流が音を立てて流れている。

P1010986 滝の名前の由来になった寺は、滝の反対側の山際、檜原城址の下に建つ。臨済宗建長寺派「大光山 吉祥寺」。本尊は釈迦牟尼如来。創建が1373年。檜原城址の本丸跡にはここから、約30分ほどの距離。ワタクシは、傾斜道は嫌いななのでパス。

P1010989 大岩の下が、めざす「吉祥寺滝」。滝というか段差が続く渓谷という感じの表現がぴったりかな。滝を下に見る大岩の周辺は、少しじめじめしていて、木の上にマムシがいそうなので写真を撮って退散。

檜原街道に戻り、ひたすら数馬方面をめざす。ひっきりなしに、バイクどもが、大音量をあげながらまるでサーキットのように我が物顔で駆け抜けていく。五月蝿くてしょうがねぇ。馬鹿やロー静かに走りよとか呟きながら、6月にしてはとても爽やかな風と、さわやかな青空を見上げながら歩く。

P1010992 しばらく行き、柏木野地区をすぎて、右側の沢にあるのが「又土滝」。この滝は、ガイドブックやネット検索でもあんまりヒットしない人知れない滝。ワタクシは「緑と清流の里・桧原村の滝めぐり・水先案内」というパンフレットで調査済。なかなか小粋な滝。道路からすぐ見れるのも良いな。

P1010994 街道を進む。出畑地区を過ぎると、道路下に昔の小学校の跡地が見えてくる。「南桧原小学校」の跡地。そこまで降り、小学校後の脇の道を行くとすぐに橋が。しばらく進むと、次の橋の左側の下に滝が見えてくる。「くらかけの滝」。この沢の上流にはさらに滝がある。沢沿いの道は、緑に囲まれ静かに木々が風に揺られていてとても気分がいい道。「りくぐんの滝」というそうだ。名前も興味があるが、ちょっと距離がありそうなので、来た道を戻り、桧原街道に。【9:25・8605歩・416kcal・7.31km】

P1010995 またしばらく歩く。上川乗バス停の手前の沢から秋川に落ち込む滝が「不動の滝」。但し、残念なのが、こちらの道路側からは、落ち込んだところしか見えない。全貌を見るのであれば、対岸からでないと見られない滝。上川乗で、桧原街道と上野原に行く道が分かれる。浅間峠への入口でもある。

歩く人が誰もいない道を歩く。

山頭火の句を思い出す。「分け入っても分け入っても青い山」。歩いても歩いても川音と山のゆらぎのなかを歩く。ときどき馬鹿バイクの騒音。石でも投げてやろうか・・・。合掌。

人里(へんぼり)の名店「井上蒟蒻」の前を過ぎる。ここの蒟蒻は、東京でもたった一台しか残らない「ばった練機」という機械で、こんにゃくを丁寧に練るので、コシがある美味な蒟蒻が出来るらしい。ここのおすすめは「切り落とし」。今の季節は「刺身こんにゃく」だな。冷たく冷やして山葵醤油で食べるのがいい。あと、ここの「ところてん」が隠れた名品。とても濃い味のところてん。

P1010998 発見。こんなところに「パン屋」が出来ていたとは!人里地区を過ぎてすぐのところにあるパン屋。「たなごこころ」。なんでも御主人が地域の間伐材を活用してつくりあげたそうです。「まい酵母パン」。試食もいろいろ出来ました。こしょうパンは美味。

P1020001 国産小麦粉と酒種酵母が出会ってほんわりふくらんだシンプルでやさしいパン。がコンセプトらしい。初めて入店したので、なんか買わなくてはと「リブレ」というのと「にんじん」各150円を購入。冷たい水をごちそうになり、川に張り出した風が吹きぬけるテラスで小休止。喫茶店にもなっているので、ここで食べることも可能。

■まい酵母パン たなごころ
東京都西多摩郡桧原村2100-1
井上 百合子
tanagokoro@kra.biglobe.ne.jp

●山型食パン2斤800円、ハーフカンパーニュ250円、こしょうパン150円、雑穀パン300円、いちじくパン300円
●パンは予約注文販売。地方発送も可。
●販売日:土曜日と日曜日 10:00-18:00

P1020002 パン屋で小休止をし、元気を取り戻して進む。さっきのパン屋は土日だけのパン屋かよ。「ちょっと贅沢な」というより「羨ましい」パン屋さんでした。ワタクシも週休4日くらいが丁度いい。なに!?もうすぐ、そうなるとかょ。合掌。

P1020007 てなうちに着いたのが「竜神の滝」。勇ましい滝である。桧原村の温泉センターの手前。バス停で言うと「下平」から500mくらいきたところ。看板から下手にくだり、木橋を渡った対岸にある。滝つぼのすぐ下までいける。落差18m。【11:26・19958歩・977kcal・16.96km】

P1020010 桧原村役場の解説によると「その昔、滝の奥は、雑木林、原野で動物が多く住んでいたそうです。その頃は、水量も多く、流れ落ちる滝の姿は見事なものだったそうですが、現在では、尾根まで植林されているため、水量は少なく、滝壺も小さくなっています。動物の中でもムジナが多く、滝口まで出てきて愛敬をふりまく人気者で、村人は「ムジナの滝」と呼ぶようになりました。
 そんなある時、三頭山に住む大蛇が傷ついた体を鉱泉で癒し、川を下って滝の上で遊ぶ動物を見付けました。滝壺にひそみ、壺から一気に立ち登り、動物を口にくわえては壺に引き込む大蛇の姿は、龍の姿に見えたといいます。
 やがて動物たちは姿を見せなくなり、大蛇もいつしか三頭山に帰ったのか姿を消したそうです。その頃より村人は「龍神の滝」と呼び、今に呼びつがれています。」ということだそうです。

P1020013 温泉センターを過ぎ、「中平」バス停を過ぎると「たから荘」に。たから荘の公衆トイレの横にあるのが、湧水。「宝積寺の泉」。勢い良く水が湧き出し竹の樋から落ちる。【11:20・20081歩・1018kcal・17.69km】

P1020017 マンネリではないが、尾崎放哉先生を思い出し「入れものがない両手で受ける」の句に和し、いつものワタクシの句「入れものがない片手でうける」を呟きながら、味わう。旨い!あぁここの水は、旨いわぁ。便所の横で、ちょっとイメージ悪いが美味。鮮烈な冷たさの中に甘みがある。蛍でなくとも、こっちの水にきますわぃな。

ここの池には「モリアオガエル」が産卵するらしい。

P1020022 「たから荘」は、本日の終着点なので、立ち寄らずさらに上流に。九頭竜神社を過ぎ、700mほどいったところにあるのが、「九頭竜の滝」。

看板の横から下の川原に降りる。

P1020023 木の橋がかかっている。ここから滝の全貌が見える。桧原村役場の解説では、「落差:10メートル。車道からの距離:20メートル(徒歩2分)。 天文14年(一五四五年)、数馬組中村伊賀守藤原信吉氏が長野県戸隠村より「九頭瀧神社」をこの地に分社、創建しました。当時は滝の横を生活道及び他県に行く重要な街道が通ることから「横道の滝」と呼ばれていまP1020026 したが、神社の創迦後、参拝する人が多くな、滝にうたれ身を清める信者も多く見られるようになりました。この頃より「九頭龍の滝」と呼び愛祢されるようになりました。ある信仰者は、お釈迦様が滝にうたれている様に見えるといいます。」。よーく見てもお釈迦様には見えてきませんでした。信心がたりないのでしょう。きっと。

さあて、次が今日の最後の滝「夢の滝」。奥多摩周遊道路の入口まで、坂道を登ること登ること。馬鹿バイクが、上から猛スピードで、ワタクシに向かってつっこんでくる。その横を、ぶぉーーーーんと、もう一人の馬鹿バイクが駆け上がっていく。

P1020028 ようやく奥多摩周遊道路の入口に。昔は、ここが料金所となっていましたが、いまはフリー。でも馬鹿バイクどもからは、キチント金はとったほうがいい。
【11:55・23187歩・1129kcal・19.71km】

P1020029料金所を過ぎて、すぐに右側にあるのが目指す「夢の滝」。やはり、桧原村役場の紹介には「落差:19メートル。車道からの距離:0メートル(徒歩0分)。奥多摩周遊道路に入ってすぐ、道が三頭沢をこえる橋の眼下に夢の滝が見えます。

P1020033ゆるやかな傾斜をゆっくりと流れる姿は優雅で、そのやさしい風情を間近かに望むことができます。古来、清い水が岩の上を簾のように滑っていることから「滑滝(ナメタキ)」と呼ばれていました。車道から最も間近かに眺めることができる名物の滝です。」とのことであります。

P1020018 さあてと一路、帰途に。「たから荘」で日帰り温泉に浸かって帰るのが本日の行動予定。すたすたすたと坂道を駆け下りるように来た道を下る。九頭竜神社、数馬のバス停を過ぎると「日本秘湯の会・たから荘」。【12:15・25196歩・1234kcal・21.47km】

P1020038 日本秘湯の会の提灯を掲げた玄関を入ると、右側が受付。日帰り料金1000円なりを支払って風呂場に。手書きの領収書をくださる。

急な階段をとことことみと下ると、女湯と男湯に分かれた風呂場。左側が男湯印なのでそちらに。誰もいない。

P1020039 P1020040広々とした風呂場。木々のきらめきと清流の音の中に、お湯があふれる音がかさなる。勢い良く、良くそうに温泉が木の樋から注がれる。

ワタクシは烏の行水タイプなのですが、ここの温泉は、温度も丁度いいので、うとうとしながら浸かる。客が一名入ってきたので、上がる。

P1020021 「たから荘」の前のお土産屋の店先にも湧水が。ここの湧水は、源流からひいている日本の名水だと看板に書いてある。ここも「入れものがない片手でうける」と呟いてから試飲。

まだ、バスの時間までだいぶあるが数馬のバス停で待つことにしてバス停まで、道を遡る。

桧原村数馬分校が記念館になりましたよ。の掲示板がある。ここから5分ほどとのことですが、ちょっと元気がないのでパス。

P1020046 てなことで、西東京バスが到着。13:19分の武蔵五日市駅に乗車し終点まで。910円。14:23分駅到着。

こうして、桧原村滝と湧水のウォーキングは無事終了。水を求める旅は、なんだか気分がいいぞ。

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コメント

桧原村に滝めぐりのウォーキングに行こうと思っています。
参考になりました。ありがとうございました!

投稿: Sei | 2009年2月27日 (金) 午後 05時20分

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