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2007年7月

2007年7月31日 (火)

インドで山田も考えた 第三弾!!

午後、なんとなくベッドに横たわり、地図を見ていたら、私の住むアパートの近く、2キロメートルのところに野菜とか果物を売っているマーケットがある。それもかなり大きいらしい。そこで、土曜日の午後、かなり暇だったのでナップザックを背負って、いそいそと出かけることにした。ところが・・・である。例によってたどり着けなかった。

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途中で断念した。というのは、写真のように歩道と車道の区別がなく、歩いていると後ろから車が寄せてきて、クラクションを鳴らしてくる。すると、わたしは前日に降った雨のぬかるみに足を踏み込まざるをえなくなる。おかげで、帰ってから運動靴を洗濯する羽目になった。インドのインフラの悪さは、言語道断、空前絶後、人跡未踏である。

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昨日727日、ラジニカートン主演の『シバジイ』という映画を学生たちと見た。『シバジイ』というと、なにか「ちびまるこ」の「ひでじい」を連想するが。映画のストーリーは、私がタミル語をまったく解さないので、あくまで映像から類推するしかない。ラジニカートン演ずる主人公が、なにか大金をせしめてタミルナードゥ州のために学校とか病院を建てる話である。ヒロインは美形で、スタイルよく、色っぽくてとてもよかった。しかし、乗りの点では前作『踊るマハラジャ』の方がよかったのではないか。今回は政治がらみで話がいささか複雑で地味であった。しかし、ラジニカートンは御とし58歳と聞いたが、まだまだ元気そうで、なによりである。映画を通じてタミルナードゥ州の人々が何を望んでいるのかがよくわかった。それはすなわちインフラの整備(写真では。舗装のはがれた橋、クーバ川のほとりのスラム街、道路の渋滞ぶり、映画館のポスターが写っている)ではないか。

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チェンナイを20年前ぶりに訪れた人が、リキシャカーで市内を回って、「道路はまったく以前と変わらないねえ」と話していた。そのあたりの事情を、インド人はこう話している。「道路の整備が進まないのは、袖の下を通さないと何事も話しが実現しない政治の体質にある。要するに政治家が悪い。道路が整備されていないと、外国人がインドを訪れたとき、なんだ、ちっとも変わっていないじゃないかと思うだろうけど・・・。」

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いま、日本のマスコミはインドをクローズアップし連日のように放送している。「インド式計算法、算数教育法、インド人は頭がいい。ITの天才が多い。」そこで、さまざまなインドに対する幻想が作り出される。わたしもまんまと乗せられた一人であるが。しかし、実際にインド人に接して、そうした風評はそれほどでもないことに気づいた。人口10億で、しかもその半数が25才以下。頭がいいのが多いのは事実であり、また当たり前のことである。しかし、そうした学生は一部であり、しかもバンガロール等に集まっていて、チェンナイの学生はそんなでもない。実際に教えているからよくわかる。

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話が最初に戻るが、市場を目指し歩いていると、途中大きな水溜りがあった。仕方なく、飛び越えられない距離ではないので、ジャンプして飛び越した。すると、それを見ていたトラックに乗った人たちが一斉に歓声をあげた。わたしは、思わず手を挙げて歓声に応えた。チェンナイのインフラは最低であるが、人々は気がいい。

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2007年7月28日 (土)

おかしな怪しげな漫画

友人から「おっもしろい本があるよ」と進められた漫画本2冊。

たしかに面白いが、頭がこんがらこんがらこん。

「ムーサン」。恥ずかしがり屋のワタクシは正視できないちょっと(うんと)H的な不思議なムーサンの世界。いま、中高年の間では隠れたベストセラーになっているそうです。「八重洲ブックセンター」にも、きっちりとおいてありました。最新刊の「2」は、ちょっと立ち読みをしてしまいました。

ムーさん Book ムーさん

著者:二階堂 正宏
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Book ムーさん 2 (2)

著者:二階堂 正宏
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

二階堂正宏ワールドは、日常を突破する鋭い物語の世界を見せてくれるので、どれもお勧めであります。温暖化するバカ暑い日本の夏には、キンキンに冷やしたスピリッツを片手に彼の漫画本を読むのがいい。但し「ムーさん」は、日本酒が似合います。

Book 新・極楽町一丁目「嫁しゅうと残酷篇」

著者:二階堂 正宏
販売元:朝日ソノラマ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

もう一つのお勧め漫画本は、「とうとうロボが来た!」青林堂の住人、久住昌之、卓也の兄弟ユニット「Q.B.B」が贈る子供時代のペーソス漫画。ちょっと年代が違うのですが、時代の臭い臭いは伝わってきます。「とうとうロボが来た!」は、犬が飼いたくて飼いたくてしょうがない、少年の物語。後半から、ジーンとする感動の四コマ長編漫画です。

久住昌之さんは、三鷹のワタクシが大好きなラーメン屋「江口」を一冊の本にしちゃった人でもあります。三鷹・南口歩いて3分に位置する「江口」のラーメンは、ちょっと変わったご主人たちが、つくるちょっと変わった麺のお店。ワタクシは、「つまみチャーシュー」(メンマが下に敷いてあり上にチャーシューがのっている)をつまみに、ビール、ビールで〆に「もやし」「麺硬めで」を食べるのであります。最近行ってないなぁ。
小説 中華そば「江ぐち」

(「小説中華そば「江口」新潮OH!文庫/久住昌之著/510円)

もうひとつの彼の名作は、谷口ジローとの共作「孤独のグルメ」。主人公・井之頭五郎が、そのへんにある街角の定食屋やラーメン屋で、ひたすら食べ物語。「孤独のグルメ」は、誰にも邪魔されず、気を使わずものを食べるという孤高の行為というわけです。そして、この行為こそが現代人に平等に与えられた、最高の「癒し」というテーマの格調高い漫画であります。登場するのは、台東区山谷の「ぶた肉いためライス」、吉祥寺の「廻転寿司」、浅草の「豆かん」、赤羽の「鰻丼」、高崎市の「焼きまんじゅう」、東京発新幹線ひかり55号の「シュウマイ」、大阪北区中津の「たこ焼き」、京浜工業地帯を経て川崎セメント通りの「焼き肉」、江ノ島の「江ノ島丼」、西荻窪の「おまかせ定食」などなど。

孤独のグルメ Book 孤独のグルメ

著者:久住 昌之,谷口 ジロー
販売元:扶桑社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2007年7月27日 (金)

千住探検隊

居酒屋探検隊精鋭3名は、きっちりと日本の蒸し暑い夏の中、各々のお金稼ぎ稼業を終え、鉢巻をきりりと巻き、名店が集まるという千住地区に遊撃を行ったのであります。今回は、戦士たちの緊急レポートであります。

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まず、第一の攻撃目標は、北千住「大はし」。ここは知る人は知っている名店で、ワタクシも過去2回ほど偵察行動を行っていましたので、ぬかりなくなにげなく、常連風な足取りで暖簾をくぐったのであります。

店の中は、すでに人だらけ、「ではでは」のビールを注文すると、即効で2本の大瓶を持ってきました。「ではでは」なので、1本飲んで、焼酎にという心積もりでありましたが、いきなり2本、栓抜きぽんぽんなので、「ぃっいいい・・ぽん」というまもなく、撃破されてしまいました。一敗。

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ツマミは、ここの名品といわれる定番の「牛にこみ」と「肉豆腐」。煮込みは、牛のすじらしいところなどが、角切りぽくなっていて、割と濃い味付け。豆腐は、ぷりぷりして、煮込みの味がしみ込み美味。各320円。焼酎に合うつまみ。

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ワタクシが好きな「あおやぎ」、「はも」、「しろえび」も追加。まぁそれなりの味。価格も450円ライン。「あおやぎ」は、バカ貝とか言われて馬鹿にされていますが、ワタクシはなぜか、この貝が好きで好きでしょうがありません。家でも、「あおやぎ」を2パックくらいたくさん買ってきて、山葵醤油にたっぷり漬けて、ご飯にどばっーと乗っけって海苔をパラパラぱらりと全体に撒き散らし、わしわしと喰うのが最高。

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焼酎を注文。三重の「金宮」のボトルが梅割用の梅シロップと氷がついて1250円。ボトルキープは1ヶ月。あっという間に2本完呑。

しかし、この店、あとからあとから人が訪れ、席が空くのをまっている人たちもいる。探検隊同志のお店感想は、「まぁこんなもんか」という程度。なんで、これだけ人気で行列までできるのか不思議。遊撃突撃したのに、「敵」はすでにいなかった的からぶり、三振、振り逃げアウト。でも、ここの親父のせっかち的元気には、完敗です。頼むとすぐにピュット出てくるスピードと、評判店なのに気取らない店の姿勢が人気なのでしょうか。金宮は、中野の四文屋でも飲めます。

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続いて、北千住駅まで戻り、「天七」に。本日の探検隊には、関西のおっさん隊員が東京地区の戦場視察に遠征してきているので、「串揚げ」の評価をしてもらおうと串カツの名店「天七」に突入。入れない。カウンターを群集が2重に取り囲んでいる。店員がちょっと待てとの指示。串カツだから客の回転は早い。暖簾の外で待機。

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入店したとたんに、関西隊員が「何で混んでんのだめやわ、ほかイコイコ」、「この価格は信じらへんわ。なんで、2本なの」、「東京のひとはアホちゃう」という評価。アホや言う割には、ウィスキーハイボール500円がぶがぶ、豚カツ、牛カツ、ピーマン、ナス、にんにく、鶏、キスなどばりばり喰っていました。お前こそ「アホや」。

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ここは、1本140円の各種串カツなのですが、ひとつ注文すると2本来ちゃうというシステム。これだったら、丸の内の「立飲み串カツ・赤垣屋」のほうが、気取って高いがいいんじゃないのという隊員もありました。関西隊員は、「あそこもアホや、あかんあかんあかんで」ということでありました。なんでもあかんのや関西は。

「ディープやディープやで」、「ディープなことイコイコ」という関西おじいの注文に従って、攻撃目標を追加。装甲車ならぬタクシーをチャーターして「ディープやディープやで」「山谷にいこ」と運転手に言うのですが、運転手も素敵な人で、「山谷にディープって名前の店あったかな」という返しがあり、一挙に攻撃力がダウンしたのでありますが、とにかく山谷の真ん中で降ろしてもらいました。運転手さんが言うのに、いま山谷は外人の旅行客で人気らしく、旅館もそれらしい装いに変わっているらしい。たしかに、小奇麗な旅館が目立つ。一泊3250円とかの値段が多い。関西隊員に予約のホテルキャンセルして「ディープしたら」と進言したが、「それとこれはちがっまっせ」というお返事。

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以前にワタクシが偵察した「暖簾」がかかっている店を探す。遊撃隊員をおろしたタクシーが戻ってきた。「お客さん暖簾の店あったよ」とウィンドーを下げてわざわざ教えてくれる。いい人だなぁ。「よぉーしいざ進軍だ!」「攻撃目標は、暖簾のある店」ということで、よろよろの隊列を組み、暖簾店に突入。「なーーーんだ、大林じゃないの」。大林は隠れた名店で、その全貌はなかなか知ることがなかったが、本探検隊は、見事に名店に突入することが出来たのであります。

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入ったとたん「江戸」かよ。という感じのお店。カウンターとテーブルがいくつか。客は、1組しかいない。不機嫌に足と手をつけたような親父が、カウンター前にいて、注文を聞く。写真を撮ろうとすると、怒られる。携帯を取り出すと怒られる。無言で怒る親父の迫力に、いきなり一敗。弱いなぁ。

決死の覚悟で写真を1枚パチリ。ここの親父は、ほんとうに筋金入りの不機嫌顔で、ぶすっと仕事をなさるタイプのお方らしい。関西隊員が、冗談をかますが、乗ってこない、質問をするけど、ぶっきらぼう。しかし、関西隊員の執拗な関西弁攻撃に、だんだんオーラの色が変化する兆しが見えたけど、隊員は、チューハイやら本直しやら、泡盛チャーハイやら、ウィスキーハイボールやらで、よれよれとなり、最後の詰めを残して撤退。関西隊員が言うに「あと3回」で「こましたろ」ということでありました。至急、第二次遊撃隊を組織し、親父の「くすっ」とした笑いを取りたいものです。作戦的には「くのいち忍法」作戦で行こうということになり、各会社の綺麗どころを組織することにしたのでありました。各社綺麗どころの皆様、心構えをお願いします。

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山谷の煙草自動販売機は、粋な計らいで、ショートホープなんかも1個売りしていたり、ゴールデンバットなんかもあってなかなかのものでありました。

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ゴールデンバットを関西隊員に東京土産やとプレゼントしましたが、「すいとうないねん」とつれない返事をかませてくれました。南千住の駅までとぼとぼとたどり着く。「大坪屋」は空いていましたが、戦士たちは、お休みモードで、さよならさよならでありました。

関西おやじよ。山谷にはまだ名店がありまっせ。また、東京にこられたときには天ぷら食いましょう。ほなさいならー。

山谷ブルース (新潮OH!文庫) Book 山谷ブルース (新潮OH!文庫)

著者:エドワード ファウラー
販売元:新潮社
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岡林信康の名曲「山谷ブルース」を聞いたことがありますか?

わたしを断罪せよ Music わたしを断罪せよ

アーティスト:岡林信康
販売元:EMIミュージック・ジャパン
発売日:1992/12/02
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そういえば、「あしたのジョー」が、丹下ジムでトレーニングしいたのは「泪橋」でしたよね。

あしたのジョーCOMPLETE DVD-BOX DVD あしたのジョーCOMPLETE DVD-BOX

販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
発売日:2005/03/02
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2007年7月26日 (木)

面白南極料理人「笑う食卓」

こーーーーんな、じめじめした日本の正しい梅雨の日には、どーーんと南極まで飛んでいってペンギン君と冷たい凍りかけのビールで乾杯をしたいものだが、ペンギン君は、ビールじゃなくて、鯵の刺身にウォッカを愛用しているというし、南極にいくには手続きが煩雑ということも聞いたし、で行けない。そんじゃあ雰囲気だけでも「南極」しようといことになりました。(一人で決定。)意義なし!!

ちょうど、本屋で文庫書き下ろし「面白南極料理人 笑う食卓」という本をみっけました。作者は、西村淳。この「淳」は、もしかしたらアジャパーの「バンジュン」の「淳」でないかい。(ちょっと北海道弁)彼は、海上保安官で、南極観測隊(昔は、「南極探検隊」でなかったっけ?)に2回も行き、観測隊の専門馬鹿のワガママ隊員を相手に、料理人として複雑な技を使いながら越冬してきたというつわものです。北海道的なちょっとひけるジョークや冗談をかますので、ちょっと引くことがあるのですが、なんか北海道的な「嘘つけないなぁ」的な人で、気に入ってはいるのです。

笑う食卓―面白南極料理人 (新潮文庫) Book 笑う食卓―面白南極料理人 (新潮文庫)

著者:西村 淳
販売元:新潮社
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ワタクシ実は、彼の最初の本「面白南極料理人」(西村淳/春風社1800円)もちゃんと初版で購入してもっているのです。この本の帯宣は、アノ 平野レミ。『寒そー。だけど、おいしそー。』」という宣伝コピー。買いたくなりますね。

登場する南極観測隊員の個性と「ニシジュン」(バンジュンとの区別)との戦いを通して、南極探検の崇高で気高い任務と彼らのアホ馬鹿な行動の落差が飽きさせず読ませるご本です。真面目な人が真面目によんでも面白くないと思いまーーす。しかし、観測隊の人たちというのは、その世界の天才でありプロなのでしょうが、こっちの世界やあっちの世界では、無知、アホ、馬鹿のさんさん三拍子なのであります。(この本、いつのまにか、文庫本にもなってました。)

面白南極料理人 Book 面白南極料理人

著者:西村 淳
販売元:新潮社
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今回のご本は、前回とほぼ同じ、アホ馬鹿隊員とアホ馬鹿料理人のもしかしたら、命がけのかけあい漫才的行動をベースにしながら、「メニュー」の説明と「レシピ」が載せられています。まあ「メニュー」は、材料がないから、緊急避難的にシューマイを作ったり、ラーメンを作ったりするわけですが、この「レシピ」が凄い。

ほんとうに簡単便利、馬鹿だと思うなら、そんなアホな思うなら「君もやったら」いいよ的に、結構、使えちゃうのです。ワタクシ、「簡単」チャシューとか「楊貴妃の涙」シューマイとかいくつかチャレンジしましたが、ほんとうに簡単馬鹿なメニューとレシピでありました。

「マグロのお造りよりブツ、ふぐの白子より冷奴、お座敷天ぷらより串カツ、ローストチキンよりから揚げ、カレイ唐揚げにはポン酢醤油より醤油、天ぷらも醤油のほうがいい、クロワッサンより焼きそばパンやコロッケパン・・・」という作者になんだか親しみを覚えるワタクシでありました。

三冊目でても必ず買いますから。(必ずは余計だな) やっぱり買わないかなぁ・・・。ちょっと弱気。まぁ一冊目1800円から比べると、今回400円ですから十分、楽しませてもらえました。だってさぁ、最近の週刊誌320円だよ。30分で読んでしまう。それに比べるとこの400円は、読むのに数時間はかかるし、レシピは保存が出来るから、とってもリーズナブルなご本でありました。ありがとう西村淳さま。合掌。

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「北京のおじさま」も御推薦本です。「有趣。鴉片方面好。」とかつぶやいておりました。

この本には、南極で「ニシジュン」さんと御一緒した突撃写真家「不肖・宮嶋」カメラマンも登場します。不肖・宮嶋カメラマンの南極レポートも、大面白本としておすすめであります。この人と自衛隊、この人と南極観測隊の組み合わせは、爆笑しかありません。日本は、大丈夫かや思うけど、こういう人たちがしっかりといるからこそ大丈夫なのであります。ヤバイのは、敵前逃亡しそうな、司令官・安倍とか、官僚たちだな。

不肖・宮嶋南極観測隊ニ同行ス Book 不肖・宮嶋南極観測隊ニ同行ス

著者:宮嶋 茂樹,勝谷 誠彦
販売元:新潮社
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ああ、堂々の自衛隊 Book ああ、堂々の自衛隊

著者:宮嶋 茂樹
販売元:双葉社
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2007年7月25日 (水)

雨武士神社の湧水から拝島・湯楽里まで

あきる野市・牛沼の「雨武主(あまむし神社)」には、「お池」と呼ばれる池とそれに注ぐ湧水があると聞きました。

さっそく探検に。いつものように6:45に武蔵五日市駅をスタート。途中「増戸・八幡神社」の湧水と隣の、「瑞雲寺」の水琴窟に御挨拶を。
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湧水は、台風明けのためか「じゃぶじゃぶ」景気良く、水を吹き上げておりました。
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隣の瑞雲寺は、いつものように誰もおらずに、水琴窟のよい音色を独り占め。
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秋川に沿って南下。サマーランドを過ぎて、インターチェンジの下を潜り、人道橋を渡り雨間から牛沼地区に。「あきる野市いきいきセンター」の対面が「雨武主神社」。
【8:09分・9642歩・442kcal・7.61km】
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神社の鳥居から階段が始まる。拝殿は遥かかなた天国の先にある。196段で、拝殿に。ハーハー。拝殿は、普通の家のような気楽な建物ですが、裏の本殿の三面には、弘化三年(1846)に後藤三次郎橘恒俊と言う人が彫った見事な彫刻がある。しかし、本殿は、きっちりと新しい建物で覆われているので、隙間から覗いても迫力があるという龍などの彫刻もよく見えない。
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「秋川市ガイドブック」にのっていた彫刻の写真。なかなかみごと。
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この神社がオモシロいのは、「雨間地区」は、秋川をはさんで同じ地区なのですが、対岸にも、「雨武主神社」があってちゃんと立派な鳥居があるのですが、拝殿も本殿もないのです。つまり、秋川を渡るのが大変なので、川を渡らずに遥拝するための場所なのであります。名付けて「鳥居場」というのだそうです。そのまんまの名前ですがちょっと変わっていますね。

対岸の「南秋留小学校」の右上にあるこんもりした森が「鳥居場」のほうの「雨武主神社」。
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こんな感じ。
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階段を降りると右下のテニスコートの脇に「池」が。ここが神社の山から湧き出してきた水が溜まるところ。なかなかじょろじょろと勢いがよい湧水です。
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神社を後に、東秋留橋で秋川を渡り、西光寺を過ぎ、「むつみ橋通り」に上がる。このとおりは、湧水通りとでも名付けたいほど道路際に湧水がたくさんみられます。ちょっと中に入ると、「東京の名湧水57選」に選ばれている「八雲神社」。凄いね「看板」が。「聖域」だもんね。「聖域」だと「犬」の散歩がなぜいけないいのか分かりませんが。
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湧水にいる鯉は、聖域なのにいいのかぁーー。猫が神社の庭を横切っていますが・・・。一番不思議なのは、「ニンゲン」が、勝手に入ったりしているのが不思議・・・。特に、「ワタシ」は、聖域には似合わないもの。

しかし、いつ見ても「八雲神社」の湧水の透明度は気持ちがいい。湧水量もとっても豊富でざわざわざわと流れ出している。鯉たちは空中浮遊のような澄み切った水の中で気持ちがよさそう。この水で育った鯉は、きっと臭みもなくて身が締まって旨いのではないだろうか。
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ラーメン屋の裏に発見。「お犬さま」と一緒に入れるレストラン。このレストランは「聖域」の看板がないから「お犬」でも、「ニンゲン」でもなんでもよいのだろう。「ゴキさま」とん「はえくん」とかはだめだよね。

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その隣には、五日市「黒茶屋」の姉妹店(兄弟店)「燈々庵」が。さすがに、早朝は、門も開いていない。黒茶屋も燈々庵も、女性に人気。黒茶屋は、我が家は法事などで使わせてもらっています。

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「むつみ橋・湧水街道」。

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ここの鯉たちも元気そう。みんな湧水で鯉を飼っているけどどうするんだろうか。「鯉の洗い」や「鯉こく」にして家族で食べるのだろうか!?

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水草たちも元気。

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マックのおじさんは、店頭でなんか暇そうに通りを行く車たちを見つめている。アメリカの故郷が懐かしいんだろうか。それとも「The people of this country are too busy」とでも呟いているのだろうか。それとも「However, our hamburger is really bad」とでも呟いているんでしょうか。

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「むつみ橋」の中央の下には、いつも、釣り人たちが。ワタクシはここを通りかかると休憩をかねて、橋の下を除きながら、釣れるのをまっているのだけれど、釣れたところはまだ見ていません。

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奥多摩街道を横切り、16号線も横切って、拝島駅に到着。いま拝島駅は、建て替えの真っ最中。ようやく自由通路が出来る。西武線側の北口から出る。すぐに踏切が。これが、極東最大の米軍基地「ヨコタ」にジェット燃料を運ぶための引込み線。

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久しぶりの登場の「北京のおじさん」は、「戦争の道具へのエネルギー補給には反対なのね(戦争相反)」と無言の抗議行動を一人で開始(寝てるだけ行動ですが。)。おじさまの後ろの看板には、立ち入り禁止が英文で。この引込み線が、「玉川上水」を渡るのですが、その橋の名前が「平和橋」。日本人て、真面目に考えることが「お笑い」になっちゃうところが凄い。真面目だからこそ可笑しくて可笑しくてしょうがないことってあるんですよね。

小休止。玉川上水の「ふたみはし」の欄干で非暴力の抗議行動(寝てるだけ行動)で、お疲れになられた「北京のおじさま」は、阿片に火をおつけになってぷかりぷかりとあっちの世界への旅で小休止。(「感到累了。鴉片是最高。」とかつぶやいてました。)

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拝島駅から十分ほどで、本日の終着地「露天風呂・湯楽の里」にようやく到着。【9:57分・19111歩・868kcal・15.09km】

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ここは、温泉ではなく、所謂「スーパー銭湯」。しかし、割と安くてサウナから露天風呂などいんな風呂があり、ウォーキング後の入浴にはぴったり。こっち方面のウォーキングの時には、ここを終着点になるようにルートマップを考える。チェーン店なので、川越とか所沢にもあるらしいぞ。今度は、そこまでウォーキングじゃあー。

そうそう、ここのホームページがリニューアルされたとかで「得々会員募集中」。ここのページから「会員募集」の「申込書」をプリントして必要事項を記入し受付に提出すると「カード発行手数料」が無料に。会員カードの有効期間は1年。会員は100円引きで入浴できます。

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サウナ、水風呂、サウナ、水風呂、サウナ、水風呂、瞑想風呂、ジェットバス、リラクゼーションバス、座マッサージ、スーパージェットバス、シェイプアップバス、シルクバス、トルマリン水晶風呂、ピリピリとする電気風呂、寝湯、うたた寝湯と渡り歩き、既に肌と心がふやけちまったので、腰に手を当てながらの定番の「正しく瓶牛乳を飲むスタイル」をとりながら、冷たい牛乳を摂取し帰途に。あぁーーぁいい気持ち。

帰りの五日市線は、昼下がりで人もまばら。ワタクシと「北京のおじさま」は、ゆったりと赤い電車のふかふかシートでうとうとするのでありました。合掌。

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(「是得意持久性。感到困。感到困。当回家了的時候,想要啤酒。三得利啤酒。」)

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2007年7月16日 (月)

桑原商店のちゃまん

「松村精肉店」の対面にあるのが「桑原商店」。ここは、あきる野商工会の「喰のしおり」でも紹介されている「酒まんじゅう」のお店。

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ワタクシの幼少のころから、酒まんじゅうとちゃまんの二種類で勝負!の正しい、正しい酒まんじゅうのお店です。

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桑原商店のおじさんもすっかり腰が曲がって。

甘いものは、×のワタクシでありますが、ここのちゃまんじゅうは、3年に一回くらい食べたくなるのであります。渋い渋い狭山茶を飲みながら黒糖の風味のべたべた甘くないちゃまんを一口たべるのであります。そういう時期が男にはあるのであります。狭山茶でも、そんじょそこらの狭山茶じゃだめある。狭山茶のワタクシのお気に入りは「古川園」の狭山茶。ここの狭山茶は、いろんな狭山茶の中でも、なんともいえず渋みと甘み、コクが深くほんとうにバランスがとれたお茶なのであります。

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酒まんじゅうもちゃまんも、仲良く1個80円。

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なんとなく毅然としたお姿に合掌であります。

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2007年7月15日 (日)

秋川牛 メンチカツ

地域新聞「西の風」7月13日号を見ていたら『秋川牛』を使った『メンチカツ』が秘かに、人気になっていて、製造量も少ないことから幻化しているということを知りました。

それでは、すぐに行動。ということで、台風が近づいて大雨の中、黒いコウモリ傘をさして、いつものウォーキングスタイルで出発。

雨のなかを歩いていたら思い出したうたがりました。「雨が空から降れば」六文銭の唄です。作詞は別役実、作曲が小室等。吉田拓郎は、六文銭のメンバーの四角桂子(おけい)と最初の結婚をしたのでありました。拓郎にも雨の名曲があります。「ある雨の日の情景」(名盤「人間なんて」に収録。それと「結婚しようよ」のB面の局でもりました。)

雨が空から 降れば 想い出は 地面にしみこむ
雨がシトシト 降れば 想い出は シトシト にじむ
黒いコーモリ傘をさして
街を歩けば あの街は雨の中 この街も雨の中 
電信柱も ポストも 故郷も 雨の中
しょうがない 雨の日は しょうがない
公園のベンチで 一人
おさかなを つれば おさかなも 又 雨の中
しょうがない 雨の日は しょうがない・・・・・・・・・・・・・・・・

六文銭 BOX Music 六文銭 BOX

アーティスト:六文銭
販売元:ベルウッドレコード
発売日:2004/02/10
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Music よしだたくろう 人間なんて(紙ジャケット仕様)

アーティスト:吉田拓郎
販売元:フォーライフミュージックエンタテインメント
発売日:2006/04/05
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「雨が空から降れば」の作詞者、別役実という親父もおかしな人で、彼の童話は不条理というかなんというか、理解がストレートにこないので、よく分からないけど「いい」というタイプの小説で、クセになっていた時期があります。

淋しいおさかな Book 淋しいおさかな

著者:別役 実
販売元:PHP研究所
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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小仲野の『松村精肉店』。ここは昔から、我が家でバベキューや素麺流し、餅つき大会をやるときの肉部門でお世話になっているところ。ベーコンの1kgブロックなんかもあるし、新鮮な肉がいろいろ入手でき便利なお店。ここの味付けホルモンは、焼肉の定番。

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レストランコテージも経営しています。ここのコテージは、山小屋風で食材もなにも用意されていて手ぶらでお泊り&バベキューが出来るので人気。

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「秋川牛」は、あきる野市内で育てられた黒毛和種。松村精肉店の「秋川牛」は、あきる野市菅生の「竹内牧場」で育てられた秋川牛を使用。店内はメンチだけでなく、ちゃんと「秋川牛」が販売されています。

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これが「秋川牛メンチカツ」。一日10~20個の限定という稀少なメンチカツ。午前10時半で残りが、あと3個。

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直径75mm。厚さの最高地点23.5mm。確かに「冷めても肉が硬くならない」し、さっぱりとした風味の中に、しっかりと牛肉の旨みが感じられるメンチ。

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そのままでも、美味だけど、ワタシは、最近のお気に入り「パルシステム」の「インターネット限定商品」で購入した「ジャブジャブ使える万能フライソース」というソースをたっぷりつけて食す。うんーむ旨い!ゴクゴクと流し込むサントリーモルツもうめぇーーー。ツユでもビールはうめぇです。合掌。しかし、このソースは、なかなかのものであります。「ミヤザキ商店」のコロッケ、ハムカツでも、「パークショッピングセンター館谷店」のアジフライでも、なんでもフライを選ばない、心が広いソースなのであります。もう、残りが少ないので「ジャブジャブ」使えない「ジャブジャブ使える」ソースなのであります。早くまた売ってくれないかな。

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1個150円の至福。五日市のフライベストは、五日市高校入口信号の「ミヤザキ商店」のコロッケとハムカツ。そして、松村精肉店の「秋川牛メンチカツ」ということになりますね。

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2007年7月12日 (木)

早朝の御近所散歩

二日酔いの次の日は、うぅーんとか言いながらのウォーキングなのであります。寝てればいいのに、だんだん「老人力」が付いてきたので、眼が覚めちゃうのであります。覚めちゃうと起きちゃうのであります。こんな時は、近くを、中速度のウォーキングで汗を少しだし、シャワーを浴びるのがよろしい。前夜までの雨がやんだ早朝の、道々の草たちは、雨ツユをのせて、朝の光の中できらきらきらりと輝いていました。心の汗を流してくれるよう。

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そんなことで、真言宗の古刹・大悲願寺を目指す。すぐに、ドクダミの群生地に。ドクダミくんは、独特の生臭いような青臭いような匂いを放っているので、あんまし、友人や愛人はいないみたい。かつて、ドクダミの薬効を前面に出した「ドクダミ酒」などで、キャーキャー人気を博したことがあったが、なぜか、いまは、その名も聞かない。ドクダミの名前も凄いね。「毒痛み」から来ているそうで、毒草のようですが、実は、いろんな薬効を持つのだ。「利尿」「便通」「動脈硬化予防」などで、また、秘かに「ドクダミ茶ティーバック」などに姿を変えて復活を狙っているみたい。ワタクシはいやだけど。

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ドクダミの匂いに負けぬ可憐な花が咲いていました。雨露を浴びた姿が可憐でありました。
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大悲願寺の庭の「白萩」の葉。雨露を乗せてきらきらと輝いています。

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くもの巣。早く乾かさないとお仕事が出来ませんと蜘蛛くんがなやんでおりました。
全然関係ないけどイタロ・カルヴィーノの「くもの巣の小道」という本はいい本です。彼の「まっぷたつの男爵」や「木登り男爵」の男爵シリーズは大人の伽草子のようで、涸れ切った心に湧水のように浸み込むオモシロ本。夏の寝苦しい夜に、おすすめのご本です。
「伽草子」といえば、やっぱり吉田拓郎でしょう。「・・・夢でも食べながら、もすこし起きていよう・・・」。・・・・ワタシのブログの、この強引な展開がなんとも言えずにいいという人がいます。

伽草子 Music 伽草子

アーティスト:よしだたくろう
販売元:Sony Music Direct
発売日:2006/04/05
Amazon.co.jpで詳細を確認する



エノコログサ。犬ころの尻尾に見立てて付けられたという名前。別名「ネコジャラシ」。
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木の上に咲いていた白い大きな花。手を伸ばして、花の上からシャッターを押してみました。
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こうして、ゆるやかウォーキングをしたあとにシャワーを浴び、ビールではなく、熱い渋めの狭山茶を梅干を齧りながらすすっていると、一段と「老人力」の着実な進歩に驚かされます。ビールは、夕方まで限界に体中の水分を涸らして、喉が焼け付くようななかに、凍りそうに冷やしこんだサントリーモルツを流し込んだときの咽喉から食道、胃、小腸、大腸の嬉しそうな振るえと、「よぉーし仕事しちゃうよ」という肝臓の援護の振るえを含めた、体一体となったビール旨い旨い状況づくりのために、夕方からの摂取活動行動にします。(野坂昭如的文体かな)

木のぼり男爵 Book 木のぼり男爵

著者:イタロ カルヴィーノ
販売元:白水社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

まっぷたつの子爵 Book まっぷたつの子爵

著者:イタロ カルヴィーノ
販売元:晶文社
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くもの巣の小道―パルチザンあるいは落伍者たちをめぐる寓話 Book くもの巣の小道―パルチザンあるいは落伍者たちをめぐる寓話

著者:イタロ カルヴィーノ
販売元:筑摩書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2007年7月11日 (水)

五日市 竹林の店 真木テキスタイルスタジオ

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先日、御紹介した五日市・留原の「竹林の店」に行ってきました。武蔵五日市から歩いても気持ちの良い散歩コース。15分くらいかな。老人ホームの対面に、布切れが風に揺れているのが目印。

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竹林に囲まれた旧家が真木テキスタイルのアトリエ。その先に、ショップカフェがある。

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ショップは、ウッドデッキを上がった一階と二階。着たら気持ちがいいだろうなという服たちが午後の日差しの中で風に揺れている。

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手前がカフェ。カフェだから飲み物だけなのかと、食後に訪ねて来たので残念。焼きたてのナンが付いたカレーのセットが土曜日と日曜日に食べられるとのこと。

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マサラ入りチャイと夏季限定のマンゴジュースを注文。とても、美味。こんなスパイシーで旨いチャイは初めて。インドのお菓子も付いて来る。これが、またなんとも言えずにチャイに合う。

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マンゴも、いろいろな果実の実が浮かんでいて、マンゴーのフレッシュな旨みとあわせてとても奥深い味わいのマンゴージュースです。初めての体験。

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ウッドデッキでは、インド人の料理人ラケッシュさんが、ナンをタンドールで焼くところ。あっという間に、香ばしい香りが漂ってきました。

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今度は、おなかを空かせてこよう。しかし、いい男だね。絵になりますねぇ。

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竹林に囲まれて、川の音と風の音の中で、チャイをすするのは、申し訳ないが気分がいいという気分にさせてくれます。

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2007年7月10日 (火)

八王子の湧水を歩く その一

湧水フリークになっちゃったワタシは、隣町まで越境の湧水ウォーキングを。目指すは「東京の名湧水57」の八王子の湧水三箇所。

いつものように武蔵五日市駅を7時09分にスタート。秋川街道を一路、八王子に。五日市は、昔は八王子の商圏で、お買い物は、バスに乗って八王子というのが定番だったらしいけど、織物業界の没落と新興都市・立川の発展で、いまは立川の商圏に。

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駅の下の、秋川橋を渡る。西多摩の山々と秋川の清流が。鮎つりの人々が。「秋川バーベキューランド」には、まだ誰も並んでいる人はいない。今日(6月30日土曜日)は、JR中央線の工事のためか、そういえば、駅前で、いつもバスの行列をしている観光客らしい人が少なかったな。

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「おっ!」なんだ。久しぶりにこの地区を通りかかったのですが、こんな店が出来ていたとは。「竹林の店&カフェ」。真木テキスタイルスタジオに併設されているショッフ&カフェ。南青山にあった店が、こちらに来たようです。やはり、東京の軽井沢・五日市と昔から言っていましたが、だんだんいろんな人や面白いショップが都内から引っ越してきたりしてホントらしくなってきた。いいけど、いやだな。でもいいかな。

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名前のように竹林のなかのお店ですが、そすがに、朝の7時は、眠っています。

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ビジターセンターを過ぎ、いよいよ小峰峠に。新しいトンネルが出来、左に曲がる旧道は徒歩のみが通行可能。どうしようかと考えましたが、今日は、トンネルを行くことに。旧道を行くと昔の小峰峠のトンネルをすぎて今熊地区に。アノ宮崎勤くんが、峠に、少女の骨を捨てたというところです。新トンネルが出来る前は、ひとりでこの峠を夜なんか通るとちょっと勇気がいりました。

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トンネルを抜け、なだらかな下り道を進むと、右側に「わらべや大正レトロ」という看板が。廃品回収屋さんが、ホーローの看板を張り出している。

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販売もしてくれるのだろうか。マニアの人なら嬉しいだろうなということで、撮影。

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おおっーー。「ハチ公ソース」のかんばんだぁーー。「ハチ公ソース」はなんと昭和21年からずっと、渋谷の地ソースでいまもしっかり製造している。渋谷の東急ハンズでも買えます。フルーティで渋谷らしい複雑な味わいの地ソースです。ハチ公の横に、ソースの瓶の銅像でも作りたいくらい。全然、関係ないけど、ハチ公はサブレにもなっていて、ちゃんと渋谷のしぶちかショッピングロード内にある「Candy Pull」で、入手できる。ハチ公ソースも売っている。業務用のハチ公ソースは、渋谷の「とんかつ蓬菜亭」や新宿の「とんかつ三太」で味わえるらしい。

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秋川街道は、とても忙しい街道で、青梅から二ツ塚を越えて、日の出町を横断し、五日市駅を通り、八王子まで続く道。昔の絹を輸出する「多摩のシルクロード」とも一部重複しながら走っている。小峰峠を越え、八王子側に入ると「川口川」という小さいがしっかり一級河川の川と平行に続く。その川で、蛇君が、スィーーヒョロヒョーと泳いでいるではありませんか。蛇君に出会うといいことがあるということなので、記念にパチリ。

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幻境」の碑に到着。【8:20分・7050歩・715kcal・5.56km】

北村透谷は、川口の森下という集落を幻境と呼びました。その森下の住人、秋山国三郎と親交を結びました。
 川口地区郷土史研究会が平成13年5月10日に発行した会報で北村透谷と秋山国三郎を特集しています。北村透谷は明治ロマン主義文学の旗手として、島崎藤村らと共に活躍した。北村透谷は一時期、自由民権運動に傾倒し、民権運動の盛んな三多摩を希望(ホープ)の故郷と呼んだ。中でも八王子在の川口村(現八王子市川口町、上川町)に幾度か足を運んだ。そして森下という集落に住む秋山国三郎を知る。透谷は国三郎を慈父の如く慕い、森下を「幻境」と呼んだ。国三郎との触れ合いを記した『三日幻境』は透谷の名作に数えられている。透谷と国三郎の交遊を後世に伝えるため、地元川口地区の有志によって建立された「幻境碑」は明治ロマン主義文学や自由民権運動など日本の近代史に欠かせない記念碑として、透谷ファンのみならず、多くの研究者が訪れる。

元川口地区郷土史研究会副会長 五味 元

そして碑にある、秋山国三郎と北村透谷の親交の地を記す、透谷の「三日幻境」という本には秋山国三郎のことを

わが幻境は彼あるによりて幻境なりしなり。わが再遊を試みたるもまことに彼を見んが為なりしなり。我性尤も侠骨を愛す。而して今日の社界まことの侠骨を容るゝの地なくして、剽軽なる壮士のみ時を得顔に跳躍せり。昨日の一壮士、奇運に遭会し代議士の栄誉を荷ひて議場に登るや、酒肉足りて脾下見苦しく肥ゆるもの多し、われは此輩に会ふ毎に嘔吐を催ふすの感あり。世に知られず人に重んぜられざるも胸中に万里の風月を蓄へ、綽々余生を養ふ、この老侠骨に会はんとする我が得意は、いかばかりなりしぞ。

と記している。

この秋山国三郎というおっちゃんは、なかなか面白い人物で、地主でけっこうな金持ちなんだけど困民党を組織したり、五日市の学芸懇談会の連中と酒飲んだり、論争したりしている。五日市憲法にも関係しとんじゃないのかね。透谷とも網代温泉に一緒にきたりしている。深沢権八なんかと会っていたのかもしれない。これからゆっくり調べましょ。

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川口村の名前の由来となった「川口兵庫介の館跡」を過ぎ、ひたすら進む。いいかげん飽きてきたけど進む。やがて、楢原交差点に。ここを右折。淺川を渡り、渡りきったらすぐに、左に。住宅地を進む。

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凄いねぇ。えびせんの専門店だよ。老舗・蒲郡の一色屋。の出店ですかいな。時間が早くて誰もいないので買えませんでした。残念。店の前のメニューをみていたら「えびまるこ」「えびじゃこ天」「えび厚揚げ」「えび姿焼き」などなどかありました。

■えびせん屋
東京都八王子市泉町1911-34 電話042-627-2573
定休日 日曜日

いろんなところに寄道してましたが、いよいよ本日、第一の目的地「叶谷榎池」(八王子市叶谷町1079)に到着。【9:38分・10890歩・612kcal・1089km】

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樹齢数百年になるという榎の巨木の下から湧き出している。かなりの湧水量があるようだ。ここを水源にした小川の勢いはなかなかのもの。

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住宅地に囲まれた「オアシス」。

陣馬街道に出る。八王子市内に向かって歩く。

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「八王子千人同心屋敷跡」の碑を過ぎるとすぐに、甲州街道と陣馬街道が分岐する「追分」に。【10:22分・17003歩・756kcal・13.43km】

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追分から甲州街道に沿って市内に。昔ながらの商店街が続く道を行く。乾物屋が多い。八王子駅南口に到着。【10:50分・19775歩・875kcal・15.62km】南口は、北口に比べて格段の差がある。ローカルな感じが残り、ここだけ取り残されてしまった街という感じ。駅から降りる人や、バス停で待つ人たちも、なんだかのーんびりしている。

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南口から南に延びる住宅地のなかの坂道を登る。中学校の先が「六本杉公園」(八王子市子安町2-22)。たここが本日、第二の目的地。【11:03分・20788歩・919kcal・16.42km】

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汚れちまった哀しみのような色をした池がひろがる。鯉たちや亀もなんだかつらそうな澱んだ池だ。湧水は、その池の奥の斜面の下から湧き出している。結構な水量だけど、こんだけ広い池を澄んだ色にするだけの力がないようだ。この公園は、八王子八十八景のひとつとして指定されている。

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公園を後に本日最後の目的地に。池の前の道を西に向かっていくと突き当りが国道16号線。これを横浜方面に。京王片倉の駅を過ぎ、次の信号を渡り、小川を渡ると右手に小高い山が見えてくる。ここが、「片倉城跡公園」。【11:25分・22674歩・997kcal・17.39km】

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山の頂上が、本丸と二の丸の跡。城跡の下の雑木林の中から湧水が流れ出している。草に埋もれているので、湧水のポイントはなかなか分からない。

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数箇所から湧水が小川になって池に注いでいる。湧水を引いて、水車も回している。

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公園を出て、数分でJRの片倉駅に。

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ここから横浜線一駅で八王子駅に、そして八高線に乗り換え拝島、さらに五日市線に乗り換え武蔵五日市に。乗換えが良く片倉駅11:50分発で武蔵五日市着12:50分。本日の総歩行距離【11:40分・24559歩・1080kcal・19.40km】

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2007年7月 4日 (水)

ちびまる子 花輪くん的

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十里木の近くで出合ったお花。なんとなく、「ちびまる子ちゃん」の花輪くん的な髪型のお花でしたので撮影しました。

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右ワケと、左ワケの差がありますが・・・。

『花輪クンの誕生日は8月7日なんだ なぜかっていうとハ(8)ナ(7)ワ。だからだよ。』(まる子)     なーるほど・・・。合掌。

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2007年7月 3日 (火)

どうだ! 巨大まつぼっくり

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お散歩中に見つけた「巨大まつぼっくり」。ウォーキングを始めて、十数年。歩いていると、まつぼっくりや蛇、むかで、たぬき、猿、しか、にんげんなどに出会いますが、なかなかお金には出会えません。

家宝にしようかな。

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2007年7月 2日 (月)

昭島 湧水ウォーク

昭島方面の「湧水」ウォーキング第二弾!「東京の名湧水57選/諏訪神社の湧水」を尋ねるロングウォーク。

武蔵五日市駅を9時ジャストにスタート。五日市街道を東京方面に進み、山田の信号を右に曲がり、すぐを左におれ、進む。引田の「寶泉寺」の先から秋川にそった遊歩道が続くのでそこを歩く。サマーランドの対岸から、多摩川との合流点までの標識が立つ。最初の標識は5.5kmポイント。この道は、川風に吹かれながらのとてもいい気持ちのウォーキングコース。早朝は、ウォーキング人間、ジョッキング人間、マラソン人間、ブラブラ人間、カメラ人間、犬つれ人間、さかな釣り人間、バーベキュー人間、ぼぉーっとしている人間など多種多様な人々が、ぶらぶらしています。

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振り返ると、大岳、三頭山など西多摩の山々が連なっている。秋川は、いま鮎漁の真っ最中。「友釣り」人間たちで、早朝からラッシュアワー状態。左手の「東京サマーランド」も、新しく世界最長の流れるプール「グレートジャーニー」が完成したためか、9時過ぎなのに駐車場は満杯。遊ぶのにも忙しい。また、ちょうど、この日(6.23)から圏央道と中央高速が繋がった影響もあるかもしれない。高いお金を払って「グレートジャーニー」をするのだったら、秋川の上流から浮き輪にのって流れれば、ただで「野外世界最長自然河川浮遊メガジャーニー」を体験できるのですが。むかし、タイヤのチューブの最強浮き輪にのって下ったことがありましたっけ。

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川沿いの遊歩道の両側は、草むらになっている。ところどころに「マムシ注意」の看板が立っている。なかには、「マムシ」と「チカン」を一緒にするやつがいて「マムシとチカンに注意の看板がある。どっちが怖いのだろうか?

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多摩川と秋川の合流地点。草むらの向こうが川なんですが、合流ポイントを見に行くには、「川口浩探検隊」を組織しないといけない。「マムシ」さまのお住まいになられるマムシ団地に突入しなくてはいけませんから。ちょっと勇気がない。

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「むつみ橋」を渡り、福生に。橋を渡ってすぐの道を右に入ると「多摩自慢」のブランドで有名な石川酒造会社が。ここは、日本酒のほかビールまで醸造していて、工場内のビヤレストラン「福生のビール小屋」では、出来立てのビールやビールに合う料理が食べられます。過ぎて、旧道の奥多摩街道にぶつかるので、立川方面に進む。啓明学園の角に地蔵様が。啓明学園は、三井財閥の三井八郎右衞門の別荘を譲り受けたもの。門を含めて風情がある。

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学園の正門を過ぎ、道をくだり、小川に沿って進む。ここが、「下の川」と呼ばれる小川。上の寺から湧水の水が落ちる。鯉や亀がたくさん泳いでいる。岩の上では、亀君たちが気持ちよさそうに甲羅干し。

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やがて、八高線との交差に。八高線にそって進むと多摩川にぶつかる。公園が鉄橋の両側に続く。ここは、1945年に八高線で列車同士が正面衝突(「鉄路の彼方に」よりリンクさせていただきました。このHPは凄いです。)し、多数の死者がでた場所でもある。【12:02分・20193歩・1004kcal・17.16km】

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案内板と列車の車輪が展示されている。

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また、列車事故があった場所は「クジラ」の化石が発見された場所でもあり、「アキシマクジラ」と名付けられている。昭島では8月に「くじら祭り」も行われている。

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公園を後に、諏訪神社に。ここは、東京都が指定した東京名水57選の名水のひとつ。P1020180

石垣の下から、湧水がどんどんどんと湧きだしている。顔を洗う。冷たい冷たいいい気分。

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対面の阿弥陀寺にも湧水があるとのことで、突入。寺の後ろの墓場の崖のところから大量の水が湧き出している。昔は、山葵田もあったらしい。湧き出した水の後ろに、なにやら囲いがある。モーターの音がする。どうも、地下水をくみ上げているようだ。

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この阿弥陀寺には、「かんかん石」という珍しい石がある。名前の通りなんですが、石でたたくと「かんかん」という音がするという石です。

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「かんかん」石の台座のところに丁寧にも小さな石が置いてあるので、これでたたくと「かんかん」しました。合掌じゃーぁ。

てなことで、昭島駅まで到着。本日の総歩数【13:05分・24971歩・1225kcal・21.22km】

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2007年7月 1日 (日)

クレヨンしんちゃん的地蔵

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増戸地区を歩いていたら「おらおらー」という呟きがしたようで、ふりかえると地蔵様がわらっておられました。「野原しんのすけ」的地蔵様でありました。合掌。

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