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2007年11月22日 (木)

眺めのいい人 伊集院静

ゴマ文庫という新しい文庫が創刊されました。創刊第一号の文庫が、敬愛する伊集院静先生の「眺めのいい人」。

眺めのいい人 (ゴマ文庫) Book 眺めのいい人 (ゴマ文庫)

著者:伊集院 静
販売元:ゴマブックス
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伊集院静さんと交流のある人、出会ったことがないけれど影響を与えられた人々について書いた小さなエッセイの集まり。「週刊アサヒ芸能」に連載した文章と今書いた文章の組み合わせで、古さを感じさせない。

テーマは本の題名とおなじ「眺めがいい」こと。凛として自分があり、「男気」、「女気」、「人間気」にあふれている優しい人々、眩しい人、色っぽい人などの姿がいい人人人が登場。「眺めがいい人」のことを書いた本だから、この本自体がしみじみとした味わいとやさしさや、なんとなく胸の奥底がゆったりとあたたかくなってくる本です。

通勤読書で読むとしたら、帰りの電車がいいかもしれない。仕事終わりの充血したアタマで読むのにいい。それは、静かな居酒屋のカウンターで、切昆布なんかを「あて」にしながら、ほどよく温められた燗酒を飲むような気分にしてくれます。(こんなことを書いていたら、八重洲の「ふくべ」の菊政の樽の燗を飲みたくなってしまったではありませんか。明日いくどー。)
P1050094

この本がいいのが、「眺めのいい人」たちが、書いた本や歌の紹介もあること。未読の本が沢山紹介されているので、ノートにチェックメモをして「お楽しみはこれからだ」引き出しにしまっておきましょう。

冒頭の色川武大さんの本も食わず嫌いでいままで読んだことがなかった。山際淳司さんの本は、五日市図書館に走り、生前に自選したという「スポーツノンフィクション傑作集成」(文藝春秋)という796頁もの分厚い本を借り受けました。

スローカーブを、もう一球 (角川文庫 (5962)) Book スローカーブを、もう一球 (角川文庫 (5962))

著者:山際 淳司
販売元:角川書店
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仙台にはすぐ行こう。「Craddock」というBARで、主人・吉田荘一さんがつくるドライ・マティニーを飲みに。銀座の「とみなが」早川元一さんのジン・リッキーもいいなぁ。木山捷平氏の詩や小説も読みたいし、「女振りがいい」阿木燿子さんのエッセイや小説は真っ先に読まなくては・・・などなど、生きる予定がいそがしくなるのであります。(仕事をしている時間が・・・)

ワタクシの「眺めのいい人」は、とうぜん伊集院静さんになるのでしょう。なんと婦人画報の11月号でも作家のアップの写真と共に特集されていました。合掌。

ついでに、ワタクシと同じように、サントリーの白州工場にもいっておりました。これまた合掌。

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