大悲願寺 大杉たち
最近、巨木たちにお会いするのが楽しみに。彼らに会い、撫でさすりし彼らが持つ「君の体は百万馬力」のようなパワーをいただくのであります。やっぱさわってると、力が湧いてくるような暖かい気持ちになるのが不思議。寛文九年(1669年)建立の仁王門を潜ると樹齢五百年を越えた杉の巨木たちがすくっと天を刺す勢いで待っていてくれます。
一番大きそうなのが、鐘楼よりにある「あきる野市保存樹木大杉168番」くんであります。
その次に大きいのが、仁王門左側の、途中で二本に分かれちゃう大杉くん。彼にもちゃんと名前がありまして「あきる野市保存樹木大杉167番」なのであります。
このくらいの貫禄になると小判鮫じゃないけど、「小判すぎ」なんかを足元に従えているのであります。
次なる大杉は、「あきる野市保存樹木大杉169番」くんでありましょうか。ちょっとちいさいね。朝日を浴びて168番くんと169番くんの背比べ。
「無畏閣」の地獄絵たちは、寝ぼけ眼に、「みぎみぎみぎだよ」と投げやりに呟いています。
新しい化粧をしてもらった獅子くんと昔のまんまんの獅子さんは、目の玉と口をくいしばって「俺が一番さ」と言っていました。
牡丹の花が真っ盛りの大悲願寺の早朝は、こうして静かな語らいの中に過ぎていくのでありました。合掌。
そうだそうだ、大悲願寺にはもうひとつ名所がありました。それは、真言宗の寺だけあって弘法大師の四国八十八箇所の各お寺の砂を集め、本尊の下に安置して開設した「大悲願寺お砂踏霊場」。
境内に八十八箇所の本尊様があちこちに安置居てあるので一番霊場「霊山寺」からスタートして順番に回れば、まるで本場八十八箇所をお大師様と巡ったのと同じ修行になるということです。
ワタクシは、やりません。合掌。
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