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2008年8月

2008年8月31日 (日)

日本で最も美しい村

ほぉっ。こんな運動があったのかぁ。「日本で最も美しい村」連合というのがあって、現在、11箇所の町や村が参加しているのだそうだ。もともとは、「フランスで最も美しい村」協会が本家で、その日本版らしい。

日本で最も美しい村 Book 日本で最も美しい村

著者:佐伯 剛正
販売元:岩波書店
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日本では、「お金お金の合理じゃ合理」が基本リズムになって久しい。そのリズムに合わないもの、たとえば東京でも「歴史ある美しい地名」たちが、郵便物の配達がめんどうだというようなことで、「合理的」的な地名に改悪されてきたりしてきました。歴史の本や時代物の小説を読んでも、いまの地名と関連がつかないような世界になっちまいました。

さらに自然のなかでも海岸線が、テトラポットで破壊されたり、川岸も人工物の塀になっちゃったりして、土や川や海で生きてきた微生物くんや、虫たち、魚たち動物たちが住処を追われちゃって、ホームレスになって絶滅したりしています。蝉くんなんか、六年もかけてやっと地上に出て、美しいセミコさんと愛を語ろうと思っていたのに、なんだか頭の上は、コンクリートに覆われちゃって、ぜんぜん出られないじゃないの・・・とほほ世界。

そのしわ寄せは、いま、くそ生意気な、人工的生物の人間たちに帰ってきています。凄いね最近。地球が知的な生き物のように地球のコアのなかからいろんな指令がでていて、早く人間をどうにかしなきゃいけない運動を展開しているよう。あっちで嵐よ蜂起、こっちで地震、こっちで戦争、こっちは竜巻・・・。

ぜんぜん話は関係ないけど、あのノアの箱舟というのがありましたが、あれは、たしか神から選ばれたノアさんたちが生き残ったのですが、その子孫の私達がこんなありさまじゃぁ神様の目が狂っていたのか、ノアが調子こいていたのか・・・とか考えると面白い。

もとい。この美しい村連合は、かつて流域や地域の中で、命の連鎖が行われていた土地を守ろうとする運動。その土地土地には、固有な命のシステムがあり、その土地の中で文化や生活が形作られ、特徴的な景観や環境、文化が作られ維持されてきたのです。その土地土地が、命のシステムとして形作ってきたものをきっちりと守っていこうという運動。

でも、ホームページを見ると、「セレクト品紹介」やらがあって販売とリンクなんかしちゃっているのが、ちょっと毅然としていなくて、「やっぱりなぁ」と思ってしまう。「美しい村」は、村人がどんどん元気に綺麗になって、周りから「うらやましいぞ」「住みたいなぁ」と思われるようにしたほうがいい。観光客を招いて、一部の旅館や物産販売が儲かってもしょうがない。

微生物から虫たち、動物たち、人間たちがその土地で、生きつづれられる環境、生活の技術を維持することが、いまの日本や地球では非常に大切なことなのです。システムを構成する要素のひとつでも失ったら、それは、まるでつっかい棒を外す様なこと。「お金じゃお金、合理じゃ合理」から、「不便じゃ不便、不合理不合理」の命のリズムの世の中にしないことには、片手間の「環境にやさしい」ことではだめです。(どん! 机をたたいた。)

おっと本日は、結構知的水準が高いようなことを言ってますが、これはワタクシのリズムがちょっと会社のリズムや社会のリズムから、ずれているからかもしれない。もどすために酒をのまなくちゃ・・・。えっ 飲んでも飲まなくてもおんなじだょ・・・って。はいはいわかりました。合掌。

日本で最も美しい村」連合に加盟するにはいくつかの条件があるそうです。自治体としてでなく、「地域」としてでも加盟できるそう。五日市も、小庄の田圃が復活したり、せみたちが元気だったり、秋川を流域とした文化や景観が残り、五日市憲法という遺産もあります。ちょっとチャレンジしてみたい気がしますね。そうした場合、そこに生きる人たちは「日本でも最も美しい村」に住む、「日本でも最も美しい人」になるんだろうか?

合掌。

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2008年8月30日 (土)

へんな人間図鑑 沢野ひとし

犬も歩けば・・・ということばがありますが、人も本屋を彷徨えば・・・よい本にめぐり合うものであります。沢野さんは、椎名誠さんのイラストを書いている人で知られているイラストレーター。「本の雑誌」軍団のひと。この間も言ったけど、本の雑誌のHPには、彼のイラストブックカバーのダウンロードコーナーがあり、ワタクシの文庫本は、これに包んでいます。

へんな人間図鑑 Book へんな人間図鑑

著者:沢野 ひとし
販売元:ベストセラーズ
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町田の「柿島屋」という馬肉専門居酒屋の便所に、彼のお店を薦める文書が張られていたりします。

そんな彼が、過去に書いた本の中から「へんな人」を抜き出して集めた本がこれ。過去の人、周辺の人、家族の人、恋人の人、山で出会った人ごとに、へんな人を紹介しています。もちろん、一番変なのは作者じしんなので、これも「身勝手なやつ」という題名でちゃんとへんな「部分」と「全体」が詳しくかかれています。

でも、「へんなひと」がちゃんとしていたり、かわいかったり、酒飲みてぇなこんな奴ととか、おもっちゃうワタシも傾向があるのかもしれません。「ちゃんとした人」人間図鑑のほうがへんだったりするThe日本の場合は、どうすんだ。どうすんだと言われてもこまるよな。とりあえず、合掌だな。

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2008年8月29日 (金)

東直己 札幌刑務所4泊5日

東直己さんといえば、札幌在住の作家で、ススキノを舞台に冒険小説を書いている人。小説の中で登場するオリジナルカクテル「サウダージ」は、ワタクシのブログでも紹介していて、通っているバアーでは、バーテンの人にお願いして作ってもらったりしているのですが、(最近、御茶ノ水「山の上ホテル」バアーノンノンでは、別にマティニーでいいんじゃないのかなという風な会話になりましたが・・・)

札幌刑務所4泊5日 (光文社文庫) Book 札幌刑務所4泊5日 (光文社文庫)

著者:東 直己
販売元:光文社
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その東先生が、どおしても札幌刑務所に入所したいという想い全開で、たまたま7000円の交通違反にあったことをきっかけに、絶対に入るんだという意志で、入らせないようにしようという当局との駆け引きや、知恵比べの末に想いかなって4泊5日の刑務所旅行の体験を書いたドキュメント。しかし、ここまで刑務所に入りたいという人はいないよな。

しかし、やっぱ刑務所の関係者は、きちんとちゃんとした犯罪人を相手に、刑務所の仕事をしているのですから、こういう興味本位や取材をかねた人とはどうも歯車があわないのであります。なんか、刑務所の人たちが気の毒になってきます。やはり、きちんと犯罪を犯して、きちんと「入りたくないな」という想いで、入らないと罰があたります。刑務所も、私たちの血税で運営されているわけだからな。

思ったより「旨い」食事をちゃんと毎食食べて、一人住まいの「独房」に入り、風呂にも入れてもらい、運動もさせてもらう、おまけに懲役の「メガネ屋の封筒貼り」の報酬までもらい、最後には、「健康診断」までしてもらうという不届きな「犯罪者」なのです。

今の日本の若者たちの姿を見ていると、7000円とかの罰金も実際に支払えない人たちが増えたり、腹がへったから「むしょ」にでも入ろうとする人たちが増えてくるのかもしれない。うーん・・・。とりあえず合掌。

ワタクシもこの本は、ブックオフの105円コーナーで購入したので、なかなか文句は言えない雰囲気なので、「なかなかオモシロイ本ですよ」ということなのであります。

刑務所本でいえば、白眉は漫画家・花輪和一さんの「刑務所の中」という本は、もっと実録的ドキュメント、絵もいいなぁということで、こっちも一度見られたらいいですね。文庫にもなったので、お買い得の一冊です。

刑務所の中 (講談社漫画文庫 (は8-1)) Book 刑務所の中 (講談社漫画文庫 (は8-1))

著者:花輪 和一
販売元:講談社
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団塊の世代の人たちは、暇があって、別に将来はないのですから、世間の役に立つ「犯罪」を犯して、きっちりと「服役」をされたらいかがでしょうか。きちんとメタボも解消できるし、本も読めると思います。合掌。

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2008年8月28日 (木)

閉店時間 ジャック・ケッチャム

あほちゃう。の、ジャック・ケッチャムの新刊が登場。「閉店時間」。あの!キングが絶賛する「隣の少女」や「オフシーズ」で一部では、とても有名な作家。「いやだなぁ」「不快だなぁ」だけどまた読んじゃうんだよなぁ系のちょっとあっちにぶっとんじゃった発想から登場する作品群は、人間の奥深いところに潜む感情に触れてしまうような本たちです。

「よくわかんなぁーい」という人は、図書館には多分置かれない本だから「ブックオフ」の105円コーナーで探して、読んでみてくださいな。きっとアナタの人生観が変わります。いまの日本のもろもろの「かんがえられなぁーい」事件にも通じるものがあります。

とりあえずは「隣の少女」からどうぞ。両親を亡くした少女が引き取られた家庭で想像を絶する虐待を受けちゃう物語。

隣の家の少女 (扶桑社ミステリー) Book 隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)

著者:ジャック ケッチャム
販売元:扶桑社
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いやだな、不快だと思った人は、つぎに「オンリーチャイルド」に行ってください。「オンリー・チャイルド」は、シアワセな家庭で、徐々に夫が異常者の姿を見せ始め、ついには自分の息子に性的な虐待をし始める。妻は戦うのだが・・・。

オンリー・チャイルド (扶桑社ミステリー) Book オンリー・チャイルド (扶桑社ミステリー)

著者:ジャック ケッチャム
販売元:扶桑社
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なんだろうねぇこれは・・・。と思った人は、さらに「オフシーズン」へ。なんと食人族との戦いだぞ。出版社が出版を拒否したという本。鬼才・ケッチャムのデビュー作品。避暑地で起きた男女6人VS.食人との戦い。

オフシーズン (扶桑社ミステリー) Book オフシーズン (扶桑社ミステリー)

著者:ジャック ケッチャム
販売元:扶桑社
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さらに、理不尽な若者たちとの戦いを描いた「老人と犬」をどうぞ。本の帯には「キング絶賛の鬼才が放つ動物愛護暴力小説!」。老人が愛犬のレッドと川で釣りをしていると少年たちが現れ、金を要求する。はした金しかないと言うと、銃でレッドの頭を吹き飛ばし、哄笑する。少年は地元の成金の有力者。目撃者も居ない。果たして「正義」はなされるのか・・・。

老人と犬 (扶桑社ミステリー) Book 老人と犬 (扶桑社ミステリー)

著者:ジャック ケッチャム
販売元:扶桑社
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そして、最近出たのが「閉店時間」。ケッチャムの翻訳は、長編モノばかりですが、実は短編や中篇も書いていて、今回の「閉店時間」は、日本オリジナルの中篇集なのだそうです。表題作の「閉店時間」は、2004年度アメリカ・ホラー作家協会の最優秀中篇賞を受賞した作品。その他、「ヒッチハイク」「雑草」「川を渡って」の4作品が収められています。

閉店時間 (扶桑社ミステリー ケ 6-9) Book 閉店時間 (扶桑社ミステリー ケ 6-9)

著者:ジャック・ケッチャム
販売元:扶桑社
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みんみんみんの日本の夏の夜は、この中編集できまり。中身は読んでのお楽しみ。「不快」「怖い」「なんだろう」の三拍子は揃っています。「良識」のある人は、読んではいけないB級本たちです。合掌。

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2008年8月20日 (水)

五日

前から気になっていた小中野近くにある倉庫のシャッター。五日市の「市」が消えて久しい。「五日」だけなので、いつか「市」がたつのであろうか。未来があるといえばあるようなシャッターくんでありました。

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2008年8月19日 (火)

サウダージ ホテルサンルートプラザ新宿

札幌の作家・東直己さんが、ススキノを舞台にした探偵小説シリーズに登場するオリジナルのカクテル「サウダージ」を密かに、東京のバアーの定番のメニューにする活動を行っています。

御茶ノ水の名ホテル「山の上ホテル」のメインバア「ノンノン」で、つくってもらった「サウダージ」は、山の上ホテルらしい律儀なカクテルであったり、銀座2丁目の「スターバア」の「サウダージ」は、ちゃんと銀座らしい凛とした姿勢のサウダージでありました。

今回は、新宿の「ホテルサンルートプラザ新宿」の二階にあるメインバアー「BAR九献」でも、気持ちよく作っていただきました。

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レシピは、同じなのですが、バアーごとに、まったく味が異なるのは、マティニーやいろいろなカクテルと同じであります。ここのサウダージは、とてもフレッシュ感が感じられて、まさにこのバアーの雰囲気にあった味でありました。男二人で、ぱら酔って飲む哀しさをなぐさめてくれるお酒でもあります。

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マネージャーの内田さんはじめみなさんが、とてもよい方たちで、きりっとしたなかにあたたかさがあるとてもよい雰囲気のバアーであります。新宿駅からすぐ近くに、こんな隠れ家があったとは。「パーティメニュー」なんかもあります。

しかし、哀しい。おとこふたり。それでもわいわいと酔っ払う。もっと哀しい。合掌。

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2008年8月18日 (月)

赤垣屋 東京駅近く

ときどき出かける、東京駅丸の内・郵便局隣の「トキア」ビル地下にある大阪からやってきた串揚げのお店「赤垣屋」。店員の人も、大阪からの出向ということです。

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立ち飲みのお店。串揚げは100円が基本だけど、豪華な180円とかもあります。ワタクシは、基本的にはアルコール中心なのですが、お勧めは「紅しょうが」。これは、大阪では基本ですが、関東にはなかなかないのが残念。

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一番は、黒門市場のなかにある揚げ物屋さん「日進堂」。ここの紅しょうがは、こぉーんなに(手のひらくらい、もっと)でかい。いろんな揚げ物を揚げながら販売しているのですが、大阪に行ったときには、ここに寄って、お土産を買ってくることにしています。かならず、おまけをしてくれるのも気分がいい。ぉっとまた話がそれてしまった。暑苦しいかぁ。

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あとは、「どて」。大阪にはボリューム的に負けますが、これもなかなか東京にはないお味。たっぷりの味噌だれと一緒にでてくるので、食ってもこの皿は確保しておいて、味噌を「あて」(つまみ)に、焼酎を飲むのがよろしい。焼酎も300円からあります。

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本日は、320円の「赤垣屋」ブランドの冷用酒。なんでも、山形で作っているらしい。切れがよくて、串揚げとか、どてには相性がいい。しつこさをも、さらっと流してくれる酒。

当然、二度漬けは禁止。

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お向かいのお好み焼き屋さん「きじ」さんは、なんだかしらないが、いつも行列をしています。となりのうどんの「つるとんたん」も並んでいるな。

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粉ものは、からだによくないから、本日も、飲料関係(アル系)中心で行こう。といいながら、2時間半もたっているのだから・・・合掌。

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2008年8月17日 (日)

きけん かまれる

五日市の増戸地区を歩いていたら「凶暴」な犬を発見。直接的な注意が分かりやすい。「カマレル」ぞ。

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なんだけど、とうの本人(本犬)は、こんな暑さだもん、ほとんどカム気が起きないらしく、自動車の下で、ゆっくりと準備中というか、開店準備中の風情。しかし、ワタクシには、もう一歩踏み出して写真をとる勇気がありませんでした。合掌。

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しかし、この人(犬)の姿をみているとなんだか怯えているような気がしないではない。あんがい内気なやつ(いぬ)なので、これは一丁、元気付けなくてはというご主人の想いで、名前だけは勇ましくしてやろうと、姓は「きけん」で、名は「かまれる」としたのかもしれない。いつもは、ニックネームで、「れる」ちゃんとか、「けん」とか呼んでいるのかもしれない。こうして、日本の正しい夏の暑さで、妄想は続くのであります・・・・。合掌。

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2008年8月16日 (土)

青だけど車は私を見てるかな

五日市の角々に張られているポスター。

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「青だけど車はわたしを見てるかな」というコピーがかかれているポスター。夏休み子供の交通事故防止キャンペーンなんだけど、意味がよくわかりませんでした。ぼぉっとポスターの前で、考えていたら熱射病になりそうになりました。少年たちも、ポスターに見とれて、自転車や車にぶつからなければいいけどと思いました。

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2008年8月14日 (木)

五柱神社 巨大杉

ひさしぶりに五日市、養沢の寺尾地区の五柱神社の巨大杉さんに逢いに出かけました。

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武蔵五日市駅から秋川の左岸に沿ってウォーキング。約1時間で神社に。

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みーんみーんみーん蝉の嵐の中、今日も、どっしりと静かに一人佇んでいました。この神社で人にあったことがありませんが、今日もワタクシだけのデートです。400何歳と50何歳のデート。まぁ、愛さえあれば「歳なんて」「性別なんて」「人間なんて」ということが言われますが、ワタクシタチは、植物と人類との会話をしているのであります。まぁワタクシも言葉が不自由で「あうあうあぅー」とか「あれあれ」とか言っているので、無言の大杉さんの言うこともなんとなく分かるのであります。

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そんな大杉さんの、体に触れながらの「ノンバーバルコミュニケーション」をしながら、400年前の五日市のことや、今のことをそっと語り合うのでありました。そうしているうちに、本日も樹齢400年のパワーをじわりといただきました。ほんとうに、癒されるエネルギーが出てきて、ワタクシの朽ちかかった部分を吸収してくれ、代わりに「気の力」をいただきました。「おーとこおとこたのちから」といつも歌うのは、「ぼけまる」さんですが・・・。「ききききききききのちから」かな。おおっと「き」がちがうとぉ?「き」ちがい?

そうか、「ぼけまる」さんもいよいよ還暦かぁ。「赤いちゃんちゃんこは似合わないコンサート「を8月24日にやるそうです。

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ここから、「瀬音の湯」まで、15分程度の道のり。ワタクシは、いただいた元気力で、ユーターンしてもとの道を、びゅーっと帰りました。(ずっとくだりだから・・・)


お散歩マニア

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2008年8月11日 (月)

草津温泉 山頭火

草津温泉には、山頭火も来ています。昨年のワタクシのブログでも紹介していますが、今回もウォーキングをかねて、同じようなところを歩き、山頭火さんを偲んできました。まずは、昭和11年5月21日に「草軽軽便鉄道」の吾妻駅から乗車し草津に。運賃は74銭。「五里七十四銭は高いやうであるが、登り登るのだから成程と思ふ・・・」。そして、六時頃に草津駅に到着。この駅の跡が「浅間台公園」に残る。この石碑の下に、かつてのレールが残されています。

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5月25日まで滞在し、「草津雑詠」として日記には二句を残している。そのひとつ「もめやうたへや湯けむり湯けむり」の句は、温泉の入り口にある「道の駅」の片隅に句碑として残されている。

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もうひとつの句は「ふいてあふれて湯けむりの青さ澄む」という句。

湯畑の柵には、草津を訪れた有名人100人の名前が刻まれている。山頭火もちゃんとありました。

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25日の早朝7時半に草津温泉を出た山頭火は、白根山を過ぎ、万座温泉まで行程四里の途を歩き、三時に到着。ずいぶん険しい山道だったらしい。「・・・白根山は噴煙をふきあげている。荒涼として人生の寂寥を感じた。涙のない人生、茫漠たる自然。」と記している。「山をうたふ」としていくつかの句を記している。

春の鳥とんできてとんでいった

墓が一つここでも誰か死んでいる

すべって杖もいっしょにころんで

合掌。

(山頭火 日記(六) 春陽堂書店 「山頭火文庫10」より)

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2008年8月10日 (日)

草津温泉 極楽館

久しぶりの草津温泉に。いつものお宿「大日の湯極楽館」。誰にも教えたくはないのですが、そっと教えちゃいます。

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ここは、源泉「大日の湯」を持つ、ご夫婦だけで経営しているとても小さな旅館。

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なによりもいいのは、ゆわらかな泉質の温泉もいいけれど料理がおいしいこと。すべて、女将さんの手作り。有名旅館の「このやろーくえるならくってみろ」的な見た目、品数豪華、「冷めてるょ」食事と違って、冷たいものは冷たく、温かいものは温かく、一つ一つその人の食す速度でタイミングよくサービスされるので、酒を飲みながら食べるにはとてもいい。食事の量もちょうどいい。(ワタクシには多すぎるけど)

夕食。かけながしというか、流れっぱなしの温泉に入った後に、冷えたビールに合うのが、先付けたち。ビールの後は、地酒の冷酒「小雪」がさっぱりしていい。

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やまめくんも、焼きたてのあつあつなので、ビールをうぐうぐ飲みながらが美味。

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頭から、骨から尻尾までみんな食ったのでなぁんにも残らない、環境にやさしいのでありました。 ちゃんとしたお料理は、環境にもやさしい。

さしみこんにゃくも当然つくりたて。とろりとした味わいは他では食べられない。檜原の井上商店さんの「刺身こんにゃく」もいいけれど、ここのはさらにいい。

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ししとうの冷たい煮物。

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近所で取れた、季節の野菜たちのてんぷら。今回は、ズッキーニが美味。お茶の塩で食べるのであります。

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メインは、いつものビーフシチュー。箸でちぎれるとろりと煮込んださっぱりしたなかに濃くのある味わいは、仕上げのご飯にとてもよく合います。もちろん、日本酒にも、この日の焼酎にもよく合いますね。

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翌日の朝食も美味。ご飯のお替り、三杯はいけます。

お風呂場には、大日如来さまが見守っていてくれます。

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なぜか知らぬが、源泉の湧き出し口には、狸のおねえさんの像が。

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合掌。

草津といえば、共同浴場がお馴染み。ワタクシは、すべての浴場に入らせていただきましが、お気に入りがいくつかあります。宿につくと一目散に、訪れるのが「こぶしの湯」。ここのお湯の強烈な強酸性的な強さといつもの熱さがいい。

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最近、よそ人が来て、うめたりするので頭に来るぞ。いつかも、地もてぃのような顔をして、うめないでな。といったら、「はい、申し訳ありません」と若人がいいました。これはこれでいいな。ここの源泉は、白根山の下の万代鉱が源泉。

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昔は、一番だったのが「煮川の湯」。ここも熱くて、じんじんするような風呂に浸かるのが好きだったのですが、最近は、早朝もいつも、人が入っていてパス。

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入り口を除いて、誰もいないと入りたいベストです。源泉をいちど、別のところに入れてから、浴槽にいくようにするのが、昔からの草津の知恵。とんかく、薄めることを昔はしなかった。エキスをそのまま、皮膚から吸収させちゃおうという発想。水で、冷やすなんて、もったいないことはしなかったのでしょう。それが、わからず、草津の湯は熱いとかいってうすめちゃうじじいやばばあ、そして、なぁんにも学習しない、若人たち。

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もうひとつは、草津の中でもまろやかな泉質の「凪の湯」。

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ここは、山頭火も入り気に入った温泉のひとつ。今回は、工事中で入れませんでしたが、アノ有名な、「ただまんしじゅう」のお店の裏側に位置する共同湯なのに、いつも空いているのが素敵なところでした。

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「翁の湯」もお気に入りのひとつ。ここは、ほんとうに熱くて好き。

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がんがんとあふれる熱い熱い温泉に浸かっていると、ああ、生きているのか、人生かぁとかの、かぁかぁ的な想いにつつまれてくるのであります。

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おお、そうなのだ。「極楽館」の風呂場には、なんと山下清画伯の写真が飾られているのであります。

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芸者さんだろうかの美女と一緒に温泉に入っている姿をみていると、なぜかふんわりとした心持になり、ビールが欲しくなるのがいつものことなので、これは「ビール写真」だと名づけています。いいなぁ。合掌。

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2008年8月 9日 (土)

ひゃくはち 早見和真

今年の夏は、やる気があるようだ。五日市も、オーシンツクが鳴いたり、高く高く青い空、じりじりと足元から暑いアスファルト。きっちりと夏をみせてくれる日本。こんな日本の夏に最適なのが「ひゃくはち」。

甲子園を目指す高校生が主人公。卒業以来、八年目の夏。彼女から二人は、付き合う前から知り合いだったと告白される。混乱する記憶の中で、甲子園を目指していた野球に打ち込んでいた高校生の頃を思い出す。今と過去を語りながら、二人は、夏の神奈川大会決勝で戦う球場に向かう・・・。野球の細かいところまでしっかりと書き込まれていて、グランドの風が伝わってくるよう。そして、家族や友人たち、そして恋。野球小説+家族小説+友情物語+初恋物語の大盤振る舞いの傑作。本体1400円+税は、ものみな上がるThe 日本ではとても、お買い得な小説です。泣けるよ。

ひゃくはち Book ひゃくはち

著者:早見 和真
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ユーチューブの「栄冠は君に輝く」なんかを口ずさみながら、冷えひえのビールを片手に、泣かせる本を読んでいると、昨日までの都会の酒びたり生活で汚れちまったこころが、夕立で流されるように綺麗になります。(ならないかな・・・)

8月9日からは、この本を原作にした映画「ひゃくはち」が公開されるそうだ。今年の夏は、きっちりと総合戦で夏の雰囲気を盛り上げてくれます。

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2008年8月 7日 (木)

私市豆富店 湯葉

五日市・館谷の豆腐店「私市豆富」(豆が富むと書きます)店。

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土曜日に早朝ウォーキングしていて、発見。なんと「湯葉」があるではありませんか。「湯葉ですね」と聞くと「湯葉だよ」というお返事が。時々、作るようです。とても希少で入手困難な商品らしい。500円でたっぷり。

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それといつものお気に入り「豆乳」もとうぜん購入。ほんとうにここの豆乳は濃くて濃くてとろりとして美味、即、栄養だぞーの豆乳なのであります。よぉく冷やして、ご飯にかけて、醤油或は、「めんつゆ」をかけて食すと暑い夏には、うまいのです。

常連の人たちは、店先の発泡スチロール容器の中に、名前入りのコップがあり、豆乳を立ち飲みして行くのでありました。なかなか粋な姿でありました。スーパーや生協なんかで豆腐を買わずに、地域の豆腐店やお魚屋さん、肉屋さんを大切にしないとなくなっちゃって結局は、住んでいる人が損をするのであります。

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湯葉は、炊き立ての玄米ご飯にたっぷりと乗せて、わさび醤油でわしわしとかきこむととても美味でなのでありました。

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うまいうまい。合掌。

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2008年8月 6日 (水)

神と野獣の日 松本清張

復刻本。松本清張には珍しいSF&パニック小説。1963年の作品が2008年の5月に角川文庫で復刻されました。友好国のZ国が、間違って水爆を搭載したミサイルを発射しちゃってあと、40分で申し訳ないけど東京に行っちゃいます。というところから始まります。首相はどうしようどうしようとおろろし、情報を聞いた人々は、家路を急いだり、略奪したり・・・仮釈放された囚人たち、坊主、作家、詩人、音楽家などのそれぞれの生態を生々しく描く。「あと十分」、「あと三分」と着弾時間が迫る・・・。さぁて、我が東京はどうなるのでしょうか。

神と野獣の日 (角川文庫 ま 1-36) Book 神と野獣の日 (角川文庫 ま 1-36)

著者:松本 清張
販売元:角川グループパブリッシング
Amazon.co.jpで詳細を確認する

215ページのサイズなので、ちょうど武蔵五日市から会社までの2時間ちょっとで読めちゃうくらいの「通勤快読」本。税込み500円は、物みなあがるThe日本のなかではお買い得。

日本は、今後、食料パニック、エネルギーパニック、病原菌パニック、食の安全パニック、政治パニック、安全保障パニックなどパニックオンパレードのパニック国になるわけだから、「人間」としてどのような態度生きるのかの参考になる小説です。やっぱワタクシは酒のんじゅうのかな。合掌。

※この下に出る公告は、勝手にでちゃうので困りますが、ワタクシとは全く関係がございません。なにせ、このブログ「ココログフリー」という、タダのもんですからしょうがないといえばしょうがないし、タダより高いものは怖いというかなのであります。合掌。

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2008年8月 5日 (火)

つながれた山羊 ヒーリイ

夏は、カキ氷も怖い小説もいいけんど、やっぱハードボイルドだど。と友人から教えれたお勧め本ジェレマイヤ・ヒーリイ「つながれた山羊」(ハヤカワ・ミステリ)を読了。

いいじゃないですか。私立探偵ジョン・カディシリーズの2作目。PWA最優秀長編賞の受賞作。カディのベトナム戦争時代の親友アルが、惨殺された。犯人を捜し「おとしまえ」をつけることを誓う。アルの家族や友人たち、そして事件を通して知り合った検察官の彼女たちがいい。きっちりと男は復讐するのだという覚悟がいい。澤田ふじ子が「陸奥甲冑記」で言った「冷たい覚悟と暖かい気持ちが同時にいるぞ。」という言葉を思い出してしまった。

ちなみにこの本は、あきる野市立中央図書館にあります。

舞台もボストンというのがいい。ボストンといえば、ロバート・パーカーのスペンサーシリーズ。探偵スペンサーが通う、リッツ・カールトン・ホテルのバアーで、マティニーを絶対飲みたいと思っています。夢というのは、思い続けていると必ず実現するということなので、マティニーマティー、リッツ、リッツ、ボストン、ボストンと時々、つぶやいています。Ritz-CarltonのHPを見ると、スペンサーが好きなオランダのビール「アムステル」も6.5ドルでありました。

Book スペンサーのボストン

著者:熊谷 嘉尚,ロバート・B. パーカー
販売元:早川書房
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スペンサーシリーズで、好きなのが「初秋」。中年親父の探偵スペンサーと15歳の少年のかかわりを描いた物語。夏の夕暮れに、かなかな蝉の声を聞きながら、読むのに最適な物語。人には、その人なりの「流儀」があり、それを守り続けることが、人である。ということを教えてくれます。少年の成長に涙がでるよね。普通は。

初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ) Book 初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)

著者:ロバート・B. パーカー,ロバート・B.パーカー
販売元:早川書房
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あと、ボストンといえば、ウィリアム・ランディの「ボストン沈黙の街」も疾走怒涛のオモシロ本なので、くそ(凄い)暑い、The日本の街の眠れない眠れないよの夜更けに読むには最適の本ですよ。ほんとうは、木陰でハンモクックにゆられながら、うとうとと読みたい。

ボストン、沈黙の街 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Book ボストン、沈黙の街 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

著者:ウィリアム ランデイ
販売元:早川書房
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「田舎町の若き警察署長ベンは、麻薬組織が牛耳るボストンの無法地帯に乗りこんだ。検事殺しの容疑がかかる極悪ギャングを追っているのだ。殺人事件など未経験のベン署長は、元凄腕刑事に捜査のイロハを教わりながら、何とか事件解決を図るのだが……英国推理作家協会賞最優秀新人賞を受賞した驚愕の新世代小説。」(早川書房の紹介より)

おおっと、ハンモックの専門サイトがありました。「ハンモックライフ」だと。いいねぇ。

そうだ。

(老人力がついてくると、「あれあれ」とか「それだよそれ」などという発言が多くなりますが、記憶もマーブル模様のように非連続的、パラダイムシスト的思考になるので、ふっと思い出すことが多い。そして、すぐに、忘れてしまい、「あれあれあ」に戻るという、まだら循環地獄におちいるのであります。・・・「そうだなぁ」と同感の人は、小さく手を上げてください。おっ、結構いるじゃないの・・・はい、みんなでぇ・・・合掌。)

ボストンといえば、五日市は、縁があるのであります。ボストン郊外の「マルボロー」という街が姉妹都市になっていて、中学生の交換交流をもうずいぶん長くやっているのであります。

というような、まだら記事でありました。・・・ひとりで・・・合掌。

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2008年8月 4日 (月)

犬たちよ

本当に街は迷惑している。どこでもあそこでもそこでも犬の糞尿公害に怒っているのだ。

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畜産の糞尿はもっと凄いことになっているらしい。輸入飼料をたくさん食った豚君や牛さん、鶏さんが出す糞尿は、なぁんと7000万トン。それがそのまんま日本列島にのしかかっているのであります。重さで、少しずつ沈んでいるらしい。日本列島糞尿沈没。いただけない、暑苦しいお話でごめんなさいね。

あと、おおそうかそうなのか。と思ったので牛くんたち、反芻動物の「げっぷ」。この「げっふ」がなんと地球温暖化の要因のひとつになっているのだ。「げっふ」に含まれるメタンガスは、地球温暖化のへの影響を示す寄与率でみると、二酸化炭素の20%に次ぐ、なぁんと第二位の17%にもなるのだそうです。

少しは、「げっぷ」がまんしろよ、牛くん。ワタクシもこまめに電気を消したりしているのだぞ。合掌。

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2008年8月 2日 (土)

百日紅

五日市駅に続く道沿いに咲く、百日紅たち。ぐんぐんと夏を吸収して、元気です。

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炎天の雲を蹴散らし百日紅 (青椒・万次郎)

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