日の出町・大久野の「小さな郷土玩具館 杜」。頼んでいた来年の年賀切手のモデルになった牛の人形をいただきに伺いました。
館長の森田さんが収集した全国の郷土玩具がたくさん展示されています。最近、ホームページも開設されました。「小さな郷土玩具館 杜」。
昔から伝わる各地の手作り人形たちを見ているだけで、心が癒されるとても素敵なところです。いま開催中なのが「獅子頭」たち。全国の「獅子頭」くんたちが勢ぞろい。
味のある顔つきをしているのが、鳥取の郷土玩具「キリン獅子」。
滋賀県近江の小幡土人形の「神楽獅子」くんもなかなか真面目な顔つきで神楽を舞っています。
ここには、毎年の年賀切手のモデルになった人形たちもすべてそろっています。
昭和31年の一番最初の人形。
今年も分けていただいたのが、来年の「お年玉つき年賀50円郵便切手」のモデルになった佐世保の「願かけ牛」。
「願かけ牛」には、「黒牛」と「赤牛」があり、年賀切手になったのは「赤牛」くん。赤牛は、「願い事叶う、大願成就祈願の牛」。黒牛は、「家内安全交通安全祈願の牛」とのこと。世の中の仕組みがごっそりと変わろうとするパラダイムシフトの時代にぴったりの赤牛くんであります。
「願かけ牛」のいわれは以下のとおりであります。
■ 大願成就 願かけ牛
昔この地方に権勢を誇った領主がありましたが、戦乱の世に領土世襲のお墨付きを失い、いつ領土没収の憂き目を見るやも判らぬ身、この上は一時も早く足利将軍に謁身を願い、大望を計るべく自ら京にのぼり、手を代え品を代えて、つくしても其の甲斐もなくむなしく三年の歳月を過ごしてしまいました。そうした或る夜の事、夢の中で真紅の牛が西方より東天に駆け登り汝の守護神となり其の悩みを除き三つの願いを叶えようと告げたのです。
夢のお告げで遂に意を決した領主は、赤烏帽子に大紋の素袍をまとい、赤牛にまたがり、京の町をぞろぞろと歩み、この異様な風ていがたちまちにして人々の噂にのぼり、噂が噂を呼び、其苦心の姿は遂に将軍の目にもとまり、あれは何者ぞと足利将軍に謁身を許され領土世襲を許され末永く此の地の領主として繁栄したと云い伝えられて居ります。
それより後世願かけ牛、幸福の牛として人々から愛され、繁栄と厄除けに希望を叶えられるという祈願の牛として今日に伝わったものでこれが祈願の牛のおこりです。 肥工謹製
さぁて、何をお願いしようかな・・・。
伺うたびにコーヒーまでご馳走になって、郷土玩具のお話を聞かせていただいています。ぜひ、いちど、行かれることをお勧めします。武蔵五日市駅からウォーキングで行くのもいいし、バスだと武蔵五日市や福生からいけますよ。詳細は、ホームページをご覧ください。
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