水琴窟 増戸 瑞雲寺
久しぶりに、瑞雲寺の水琴窟の音色でも聞きたいな。武蔵五日市駅から一路、五日市街道を東京方面に。五日市橋から見る秋川。
川の真ん中に、白鷺がお休み中。橋を渡った民家の入り口に「かりん」の無料サービスがありました。
なるほど「車の中にいれとくと かおりが良いです」なのか。これは気がつかなかった。五日市周辺は、花梨がいたるところになっていて、だぁれもとらない傾向があります。一時、かりん酒が流行したためか、かりんの木を植える人が増えたのですが、そこは日本人のいいところで、すぐに飽きてしまい、このような、「へっ かりん かぁ」的な状況になっているのであります。このおうちのように、提案型のアッピールをすると「なぁるほど」と心が動いて、またみんなが、くるまのなかに、かりんを詰め込むのが見えるようです。
と呟いていたら、瑞雲寺についてしまいました。このお寺は、いつきても人にあわないことがよろしい。水音だけが境内にしみわたります。
「白華山 瑞雲寺」は、足利基氏の母が開基となり創立した寺といわれています。それとの関係か足利尊氏の坐像が本堂に安置されています。この坐像は、あきる野市の指定文化財にもなっています。本堂の右手にあるのが、「水琴窟」。
この水琴窟は、本堂を修復した際に、出土した甕を調査したところ、文化・文政年間の甕と判り、この甕を活用して水琴窟を復元したものだそうでする
裏山からの湧水が竹の樋に導かれ、しずかにぽたりぽたりと落ちるごとに、ぴぃぃぃーんぃ。と響きます。文化・文政年間といえば、1820年頃ですから、200年近い昔の音色を聞いていることになります。早朝の水琴窟を独り占めできるのですから、やっぱり豊かな五日市でありました。思わず、合掌。
本堂の右手には、湧水を導いた水桶があります。底から、こんこんと湧き出る水を見ているだけでも飽きることはありません。
今度は、スキットルに「アドベック」でも詰めて来よう。本堂の軒先に座り、水琴窟の音色を肴にぐびりぐびりやるのもいいかな。
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