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2009年1月13日 (火)

極限捜査

「チャイルド44」を読まれた方にお勧めなのが「極限捜査」。スターリン後の東欧社会を舞台に国家やソ連との関係の中で苦悩しながら殺人事件の捜査を進める民間警察殺人課の刑事を描く哀愁感漂う警察小説。熱く、骨太に、誇り高き刑事たちの戦いは酔い酔い頭の霧空を払うようなとてもよい本ですよ。

極限捜査 (文春文庫) Book 極限捜査 (文春文庫)

著者:オレン スタインハウアー
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人民軍警察殺人捜査課の捜査官フェレンク・コリエザールは、ガス自殺を遂げたとされる元美術館長ヨゼフ・マネックの身辺を調べることになった。やがて党職員の妻スヴェルタ・ウォズニカが失踪し、広場では男の焼死体が発見され、さらにその離婚した妻も死体で発見される。妻との離婚の危機に頭を悩ませながらも、連続する殺人事件を捜査するフェレンクの前に現れる国家の秘密・・・。背景には1956年のハンガリー動乱が波打っている。

著者、オレン・スタインハウアーはアメリカのヴァージニア州で育ち、チェコ共和国など東欧諸国に在住し、現在はハンガリーに住んでいます。本書は、「ヤルタ・ブルーヴァード」シリーズの第二弾。このシリーズは、東欧の架空の小国の警察を通じて、戦後から共産圏の崩壊までを描く五部作。第一弾は、同じ人民軍殺人捜査課の刑事を主人公にした小説。作者のデビュー作でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀新人賞など多くのミステリ賞の候補になった作品。

嘆きの橋 (文春文庫) Book 嘆きの橋 (文春文庫)

著者:オレン・スタインハウアー
販売元:文藝春秋
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前にお勧めした「チャイルド44」は、「このミステリーがすごい!2009年版」海外部門1位に、「週刊文春ミステリーベスト10」の2位に輝きました。パチパチ。

チャイルド44 上巻 (新潮文庫) Book チャイルド44 上巻 (新潮文庫)

著者:トム・ロブ スミス
販売元:新潮社
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チャイルド44 下巻 (新潮文庫) Book チャイルド44 下巻 (新潮文庫)

著者:トム・ロブ スミス
販売元:新潮社
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なかなか仕事している暇はないぞ。

なぜか、オモシロ本をお読みになるとビールが欲しくなる・・・。さらに面白い本だと、アイラ・モルトのような癖のあるウィスキーが欲しくなる・・・。行きの電車の中で、オモシロ本を読了してしまうと・・・大変だな・・・。

合掌。

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