切欠のカタクリ 円通寺のしだれ桜
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いやいや大変な本が出てしまったぞ。酷い差別用語・差別表現が頻発。内容も連続殺人鬼の物語。しかし、あっと言う間に読んでしまうというジェットコースター、くるくるくるくる3回転小説。
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清掃魔 著者:ポール・クリーブ |
こういう小説は、筋がわからないほうがいいのですが、本の裏表紙に書いてある紹介はいいだろう。
俺のコピーキャットは誰だ。許さん。天使の街クライストチャーチの警察署で掃除夫として働く「のろまのジョー」は、自分の模倣犯を放置できなかった。そう、障碍者を装うジョーの素顔は、クライストチャーチ・カーヴァーと怖れられる、無慈悲なシリアル・キラーなのだ。金魚だけが友達の暮らし、陽光降り注ぐ夢のない街、過干渉の母親、そんな日々の暮らしの中で膨らむ孤独な妄想。尊大極まる身勝手な意識が生む、自己合理化された正しい完全犯罪。しかし模倣犯探しによって、完璧なシナリオにも亀裂が生じるのだった。
2007年ドイツ・アマゾンのミステリー部門で年間ベストセラー第1位を獲得。現代世界の理由無き殺人を犯人の主観でリアルに描きこむ、ぐいぐい読める傑作ノワール小説。
ということです。この紹介は実に絶妙。
しかし、ドイツという国は凄いね。こんな小説が1位になっちゃうなんて。「世は歌につれ」といいますが、芸術は、時代の気分や本質を捕まえて、「ほいょ」とワタシタチニ投げてくれる。
作者はニュージーランド出身、1974年生まれるの新進スリラー作家。本書が処女作。「次世代のスティヴン・キング」との呼び声も高い。
ワタシの感じでは、キングというよりも、ジム・トンプスンやリチャード・レイモン、ジャック・ケッチャム方面に近いのかなぁとか思いました。
紹介にも出ていた唯一の友人(金)の金魚は、二匹いてピックルとエホバ。ピックルはアルビノの金魚で白い体に赤い鰭。エホバは、ピックルよりちょっと小さいけど金色の金魚。金魚は文句も言わないし、記憶が5秒しか持たないのが気に入っているそうだ。
まぁどうぞ。
合掌。
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なんと銀座四丁目「銀座三越」の屋上にいらっしゃるのが、「銀座出世地蔵」さま。明治の初めに、「三十間堀」(現在の銀座四丁目10番付近の晴海通りと昭和通りの交差する付近)に住んでいた石工の弟子が自分の親を供養するためにお地蔵様を彫りたいと願い、その機会を待っていました。しかし、親方の許可がなかなか得られずにいました。
あるとき、親方が旅に出ることになり、これはしめたものと、留守の間にお地蔵様を彫り上げました。しかし、親方に見つかったら叱られちゃうなぁと考え、三十間堀界隈に埋めてしまいました。
親方が帰ってからしばらくすると、夢枕にお地蔵様が現れるようになり、思い切って親方に相談したところ、親方はすぐにお地蔵様を手厚くお祀りするよう命じ、お堂を造り花を供えてねんごろに祀ったとのことです。
戦後、しばらくは四丁目の道端に置かれていましたが、昭和43年10月に銀座三越の全面改装にあわせて屋上に移され現在にいたっているとのことです。
長い間、道端に置かれていたお地蔵様が「路上から大きな百貨店の屋上に上り詰めた」ということから、いつしか「出世地蔵」と呼ばれるようになったそうです。
お堂のなかに、お地蔵様が。となりに建つのは「分身像」。1975年に建てられました。
ここで入手出来るのが、お地蔵様を模した「根付」。手作りのため、少しづつ、お顔の表情が異なります。好きなものを選ばせてくれます。
肩たたきや異動の時期。皆様のために「出世」を願ってまいりましたよ。これで、左遷の方向の人や肩たたき寸前傾向の方、窓際で頭部の後ろや首の後ろだけ日に焼けている方、定年間際で行くところがねぇじゃねぇとお嘆きの皆様にも、きっときっといいことがあると思います。たぶん。でも間接的なので、ちょっとパワーが弱いと思いますので、もっとパワーがほしい人は、いますぐに、銀座三越に行き、屋上までのエレベーターにのってください。
合掌。
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増戸地区で発見した看板。
二人だけの世界。
思わず佐良直美の「世界は二人のために」を口ずさんでおりました。古いねぇ・・・しかし、脳髄の彼方から自然に詩が浮かんでくるワタクシが哀しい。(最近、前頭葉方面の活動が鈍りがち、昔のことやひとのことが鮮明にうかんでくるようになりました。脳のパラダイムシフトが始まりだした・・・)
愛 あなたと二人、花 あなたと二人、恋 あなたと二人、夢 あなたと二人、ふたりのため世界はあるの・・・ちゃんちゃん。
1968年の日本は、こうした歌がテレビやラジオで流れていて、結婚式の披露宴なんかでも新婦の友人女性三人が素で歌っていたのであります。
恥ずかしい時代だったけど、なんとなくみんなおせっかいで、のんびりしあわせの空気が流れていたような気がします。カラオケやコンビニ、マックやケンタ、ファミレス・・・・なぁんにもなかったけど、腹がすいてすいて喰う飯は旨かったどぉーーーーーーーーー。
そういえば、日曜日の昼にやっていた玉置宏の「ロッテ歌のアルバム」はなかなかいまから考えるとのどかなのどかな番組でしたねぇ。「デン助劇場」も確か、日曜日の昼の番組ではなかったかな。頭をふらふらふりながらの大宮デン助さんは最高でした。
合掌。
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先日、廣徳寺までお散歩に。
「無漏西遊-秋川流域の寺々」(秋川仏教会設立五十周年記念事業委員会)によるとこの寺の創立は応安6年(1373年)とのこと。
寺の横の掲示板に「梵鐘募金のお願い」が張られていました。
犬を散歩に連れていたおじさんが、この梵鐘のことを教えてくれました。戦争中に金属類回収令で持ち去られて物が、戦後、戻ってきた。しかし、それは、この寺のものでなくどこかの寺のもの。新しく、梵鐘を鋳造しようとしているがいろんな意見がある。そうした歴史をそのまま認めてこれはこれで大切にしたほうがいいという人もいるとのことでした。
なぁるほど、本質は、鐘をつくというひとつの修行。「鐘」自体は本質ではないのだろう。モノやカタチにこだわるのは仏教の考えではない。そのものをそのものとしてあるがままに受け入れればいい。こんないい鐘があるのだから、800万円もかけて、「この寺」の鐘を造ろうというのは、モノへの「渇愛」、「餓鬼」の世界なのでしょう。いまのトレンドでは、「少欲知足」のほうがかっこいい。過去の歴史を受け入れて、あるもので満足する心が必要。世界のコンセプトが「もったいない」なのです。
この梵鐘に彫られている文字を見ていたら、こうありましたる「安永五年 江戸小石川大塚 長清山 善心寺 十三世信力院日普」。ネットで調べたら、大塚の善心寺は、春日通りと不忍通りとの交差点近くにあるようです。出稼ぎ所の近くなので、今度訪ねて、鐘楼を見てみよう。そおか、ここのお寺に返すのかぁ。それならそれで、いいかもしれない。既に、むこうのお寺も新しい鐘をつくってしまっていたら・・・。また問題が。・・・。
そんなことはどうでもいいと。
真実を独り生きていたのは、境内の松ぼっくりくんでした。
ずっと独りで座禅をして悟りきったような、きちんとした姿が凛々しくて思わず
合掌。してしまいました。
最近、読み始めた本で興味深い記載がありました。明治5年を境に、日本の仏教は変質したという内容です。「天皇の秘教」(藤巻一保著/学習研究社)
明治元年からはじまった仏教の弱体化は、明治五年にほぼ完成をみる。
この年ね政府は仏教を骨抜きにする法令を次々に発した。まず、東西本願寺や興正寺、仏光寺などの門主を華族に列することで、彼らをそれまでの俗界かを超越した”生き仏”の立場から、天皇に仕える一貴顕に立場を落とした。さらに、女人結界の廃止を命じ、登山参詣の自由を認めて聖域を開放し、四月二十五日には僧侶の肉食・妻帯・畜髪を僧侶自身の随意にまかせる旨の太政官布告(第一三五号)を発した。肉食等を認めた一三五号は、国家による僧侶の戒律破りの公許(実質は推奨)にほかならない。明治五年まで神祇省に奉職していた芳村正乗は、廃仏毀釈以上の仏教破壊をもたらしたのはこの政策であり、「これで仏教は壊れてしまったと」と回想している。
なるほど。
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天皇の秘教 著者:藤巻 一保 |
すでに「仏教」ではなくなったから、モノやカタチにこだわるのもしょうがないのであります。
合掌。
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増戸のセブンイレブンの入口に八王子ラーメンが地域&期間限定で発売しているから買いなさいなのポスターがありました。(「都下」だもんね。ワタクシがご幼少の頃、葉書のあて先は都下とか書いてありました。三多摩格差とか西多摩チベットみたいな元祖格差がありました。したがって、都内のやつらをみるとどうしてもDNA的に一種斜め35度的な反応が発生したりする。)
カップ麺かと思ってカップ麺コーナーを探してもないので、おばちゃんに聞いたら、そこそことおっしゃるので指の先をたどると冷蔵のショーケースに並んでおられました。
どぉしようかなぁと1分ほど考えていたら、おばちゃんがこれはいまだけだから、というプッシュ的な発言が小声であり、優柔不断のワタクシもついついと一個を持ってレジに。おばちゃんは、別に大変購入感謝ということもなく、淡々とレジ作業。うーむ。
技術革新も進んでいるのか、このラーメンは、電子レンジにそのまま入れて指定の時間どおりにすれば出来上がりなのであります。水も入れない、ただレンジのボタンを押せばいい。
あんまし期待はしていなかったのですが、八王子ラーメンの特徴のひとつでもある刻みたまねぎのしゃきしゃき感とたまねぎの風味が生きていて、バラ(白)系のチャーシューのコクのあるしっとりとした旨み、麺の歯ごたえ、つゆのコク。結構な八王子ラーメンでありました。販売地域は、今後も「都下」だけにシテ置いてくださいな。「都内」のシトは、食わなくていいかんねぇ。
■八王子ラーメンのサイト「八麺会」はなかなか充実した内容でいいですぞ。ワタクシのお気に入りは、昔から通っていた「竹の家」や「星の家」(ここのバラチャーシューが好きでした)。しかし、最近は、行っていないのでぜひ行ってみたい。あとは「みんみん」や子安町の「初富士」や「でうら」も体験済。
ごちそうさまでありました。
合掌。
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日曜日のお散歩で見つけました。ヤドリギのお花。花だか実だかわからないような、黄緑色のお花。満開。
この後に実をつけるのだそうですが、それがなぁんと「液果」という形態の実なのです。淡い黄色の半透明に熟すのだそう。これが粘り気があり、鳥たちにくっついて新しい大地(大木)を求めて旅たつのであります。
「ヤドリギ」のビジネスモデルは、元気で大きな木に鳥たちに運ばれ、粘着して発芽し、根を寄生もとの幹の中に根を伸ばして、水分と養分をチューチュー吸いながら成長し、花を咲かせ、実を結び、鳥に運んでもらいながら新しい宿主に寄生し子孫を繁栄させるというもの。このヒト(キ)は、生まれてから死ぬまで、一切、土との接触もなく、自分の足で生きることもなく、みぃーんな、他人(キやトリ)に頼ってヤドリギ業界を発展させてきたのであります。昔の貴族系。貴族でも、歩いたり、飯をくったり、恋にはなやんだり、少しは、労働らしきものはあったのだろうけど、ヤドリギは、一切ない清いほどないのであります。羨ましいのであります。「ヤドリギ」やりたい人、手をあげてぇ・・と言われたら、少し考える。
(この食い込みの仕方が凄いねぇ・・・チューチュー作戦。)基本的に、ヤドちゃんは、遠慮深いようだ。あんまり大きくならないように家主には、迷惑(被害)がないように、質素に清貧に生きるのを信条としているようだ。
しかし、このビジネスモデルをとりいれて生きようとしている人たちが増えていると聞きます。「パラサイト」業界。まさに「ヤドリギ」のビジネスモデル。しかし、このパラちゃんと弱点が「時間」の長さと繁栄力。ヤドリギは、今後数十年生きられるような元気な木を選択し、彼がずんずんと大きくなるように、殺さず元気に生かす戦略をとっているのですが、人間系のパラちゃんの寄生先は、あんがい選択肢が少なかったり、老い先が短かったりするのであります。
大久野小学校の西側、平井川との間の道沿いが通称「ヤドリギ街道」(ワタクシが勝手に命名しました。コピーライト・万次郎)と呼ばれ、ヤドリギたちがたくさん、ぶらさがっています。今が見ごろ。
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とうたけん(藤太軒)の今回のお知らせは「とうたけん」。「とうたけん」と検索すると、ちゃんと藤太軒(とうたけん)が出てきますよというお知らせ。
お店の前には「創業81年」になりましたの黒板が。
ぱちぱちぱち。藤太軒の先の民家の軒先にあった、「円錐形巨大金魚鉢」。むこうのお空も山たちも見えて、金魚たちもしあわせ、ゆったりいい気持ちそうなのでありました。見ているワタクシもいい気持ち。「いい気持ち金魚鉢」でありました。
合掌。
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雨間の天台宗の古刹「西光寺」。比叡山延暦寺を本山とし、本尊は阿弥陀如来。創建は文明二年(1470年)。本堂の右手の建物は観音堂。このなかには、馬鳴菩薩さまが安置されている。この菩薩は、養蚕の神とされていて戦前には、山梨や檜原、五日市、秋川流域からの参拝者が多かったといわれています。
境内で見つけたのが「お線香着火器」。上面右手に線香が収められていて、線香の束ごと左手にある着火器に押し付けると火がついてしまうという優れもの。
「どぉなんだぁ」。しばらくこの機械の前で考えてしまいました。便利や合理性の対極にあるのが宗教じゃないのだろうか。お参りする、花を手向ける、線香に火を着ける、この一挙一動にこそ心があるのではないかと思いました。
あえて不便のままにすることも必要な時代かもしれない。
合掌。
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五日市の街を散歩していると新しいお知らせのポスターさんがなにごとか叫んでいます。
おひとり目
第4段 秋川渓谷 和の響き&JAZZの響き あきる野の奏で
和の響きIN桜の郷 夕暮れ 夜桜公演
日時 平成21年4月11日(土曜日)
会場 15時30分 開演16時~19時(途中1時間ほど乙津地区の散策など自由時間あります)
場所 あきる野市乙津1312番地付近 草原特設ステージ(瀬音の湯入り口)
入場無料
出演者 弦打異空間 津軽三味線 箏での演奏
お問い合わせ あきる野市観光協会五日市支部観光案内所 電話042-596-0514
おふたり目
秋川の支流・養沢川にある「秋川国際マス釣場」で、やまめのつり放題をやるのでみんなこいよぉというお知らせです。
みんなわかりましたね。
五日市に来たら、なぁんと「五日市一番地」の「栗原呉服店」のなかにあるカェ「きれ屋」で、しみじみと昔の町屋の雰囲気を味わいながらコーヒーや田舎汁粉なんかを食べるのもいい。オリジナルの手ぬぐいもいいですよ。
電車の人は、五日市駅前にある喫茶店「山猫亭」に行かないと。マスターのブログ「五日市最新情報」には、五日市の旬が素敵な写真とともにのっています。よ。
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五日市の麺の名店「寿美屋」。
お店の裏の工場で作りたての麺たちが売られている。
この季節のほんのちょっとの間しか販売されないのが「包丁切り生梅うどん」。ワタクシのお気に入りの逸品。手打ちの太いうどんがいつも定番だが、この季節は、とにかくこれ。
梅肉としその葉が入ったうどんは、キレイなピンク色。約2人前350gで、315円なり。
運がいいと入手できるのが「あげ玉」。隣のお蕎麦の美味処「寿庵 忠左衛門」の天ぷらの副産物。1袋53円。
ゆで時間は、7~8分と書いてありますが、ワタクシは硬めが好きなので、麺の調子を見ながら6分43秒くらいで茹で上げ、流水でごしごしとこすりながら冷やす。エッジがたったつややかな仕上がり。
シンプルに辛口のツユにつけて食す。しこしことした歯ざわり、かすかに梅の香りが。
その後、例のあげ玉をいれ、大至急で生き生きとしたうちに食べる。体の中も、こころの方向も春だよね。
もうすぐ、やはり季節限定の「生の野良坊うどんも」登場予定。
合掌。
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今朝の朝日新聞13版社会面の下段のコラム「青鉛筆」。納豆発祥地の秋田の居酒屋「秋田乃瀧」の「エロ納豆」が大評判という記事。
「エロ納豆」とは、納豆にマグロの刺身、ウズラ卵などいろんなものを合えた料理のことで、地元の方言では「いろいろ」を「えろえろ」と言うことから名づけられたのだという。東京で見かける「バクダン」と同じようなもの。新聞の「エロ」写真の拡大。見事に「えろえろ」(いろいろ)写真である。
左側下でねっころばり、寝ぼけ眼で、天下の朝日新聞に突然「エロ」という文字があったので、思わず、直立一心不乱直行直帰天下大乱革命正義の気分になり、読んでしまいました。
しかし、これは何回か、飲み屋で使えるなぁ・・・しめしめと思っちゃったりして。
合掌。
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最近のお気に入りのふくろうくん。「オオコノハズク」。マイセンの技法でつくりあげたこの人形は、豊島区のみみずく資料館で入手しました。
■解説書によると
豊島区雑司が谷地区には、かつて、ふくろうが棲んでいて、神田川周辺の昔の絵にも描かれています。江戸時代かにら伝わる昔話には、孝行娘が母親の病気の薬代に困り鬼子母神に祈ると、夢で「すすきみみずくをつくって売ってお薬代にしなさい」とお告げがあったという話があります。現在も郷土玩具「すすきみみずく」が作られています、オオコクハズクは、この郷土玩具「すすきみみずく」のお手本だったとみられています。
豊島区みみずく資料館 豊島区教育委員会
凛とした気品のあるオオコクハズクさんを机の横に置いて眺めていると、こちらまで背がぴいんと伸びてくる感じです。
うしろ姿のしぐれていくか (山頭火)
合掌。
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オモシロ本というより、お役たち本。ほとんど文字を知らない人のように花の名前を知らないワタクシは、ウォーキングしていて花さんに出会っても、お互いに紹介できないので、いまひとつ深いお付き合いが出来なくてこまってしまうのでありましたが、素晴らしい本に出会うことが出来ました。
なぁんと、多摩丘陵の咲く「ののはな」141種を原寸大でイラストにしてしまったのであります。
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原寸図鑑ののはなさんぽ―多摩丘陵のいちねん 著者:五味岡 玖壬子 |
こういう本を出す人には、もう完敗。凄い凄い、ありがたいありがたいとただ感心をするだけのワタクシでありました。
これからは、ウォーキングの度にこのご本を持ちながらしようと思いましたが、両手に鉄アレイ、ポケットにデジカメのウォーカーは、ふと考えました・・・どうやって持っていこうか と。口にくわえりゃいいんじゃないと、横方面で言う人もいますが・・・。
悩んだ末に発見したのは、単純な法則。「後路線」。デジカメで撮った写真を後で、この本で調べればいいじゃんという路線。「後」路線と聞くと、日和見的だとか、退却主義だとか言う人もいますが(まぁめったにはいない)、これは案外、正しいオバマ路線かもしれないと確信。
作者の人には、お捻りというか、感謝をして、多摩ニュータウン方向に向け感謝のぺこりぺこり、ぱちぱち、ぺこりのご挨拶をしました。ついでに、乾杯を!
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先日、三島に出かけた際に出会ったお酒が「白隠正宗」のカップ酒。時間がなかったので、そのへんにあったのを買ったのですが、これが「うっ旨いじゃん」というヤツでした。
精米歩留まり60%で、醸造用アルコールを使用した本醸造。ほのかに香りがあり、すっきりとして、「なんだよ、どんどん飲んじゃうぞぉ」という、飽きの来ない、T社のOさんやL社のHさん、そしてワタクシのお好みタイプ。こういう出会いは、とてもうれしいのであります。
静岡には銘酒「正雪」で知る人ぞ知る神沢川酒造場など、銘酒を生み出す蔵元がいろいろある。それもみんな地元に愛される酒ばかり。いいねぇ静岡。さぁてと生桜えびが始まる頃に、酒を求めて静岡にいきましょう。
感謝の合掌。
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伊集院静さんの新刊「少年譜」。オール読物や小説新潮に掲載された「少年」をテーマとした短編集。
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少年譜 著者:伊集院 静 |
表紙の字がいつものとなんだか雰囲気が違うなぁと、見たら「題字:華雪」とありました。いつもは著者自ら万年筆で書かれた題字とネームだったのですが、同じような雰囲気を持ちながら、また違った味わいがいい。短編ごとの題字も彼女の筆。時代の気分で切り裂いているような筆遣いがいい。
装画のタムラフキコさんの絵もいい。
少年をテーマにしていますが、彼らにかかわる大人たちのありようを描いているようにも思いました。「大人譜」かもしれない。少年とちゃんとした大人は向きあえる。ちゃんとしたおとなになりなよ。といっているのかもしれない。
最後の「親方と神様」には自然と涙が零れ落ちました。
合掌。
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最近のお気に入りの作家・葉室麟さんの新作。本の帯のコピーが凄い。「期待する新星が愛する藤沢周平に捧げた渾身の一巻である。」「ひとりの男の矜持が静かな感動を呼ぶ 書き下ろし時代小説」。そして「私はあの日、逃げない男になると決めたのだ---」。
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秋月記 著者:葉室 麟 |
こんなに本屋の店先で、いいよいいよ、R50、R大人、Rいい男のひとはヨマナキャァといわれちゃうとついつい手にとってしまうのであります。そして、それがぴったりとはまると感謝感謝、よい小説や映画を見ると、なぜか喉が心がお酒を求めるのであります。こんな時には、徳兵衛に寄らなきゃぁという具合になるのであります。
「いま最も注目を集める新鋭が放つ、いぶし銀の傑作」の内容は、帯の説明では「筑前の小藩・秋月藩で、専横を極める家老・宮崎織部への不満が高まっていた。間 小四郎は、志を同じくする仲間の藩士たちとともに糾弾に立ち上がり、本藩・福岡藩の援助を得てその排除に成功する。藩政の刷新に情熱を傾けようとする小四郎だったが、家老失脚の背後には福岡藩の策謀があった。藩財政は破綻寸前にあり、小四郎はひとり、捨石となる決意を固めるが・・・」
志を同じくした友も、時がたつにつれ溝がひろがっていく。「・・・ひとが自らの道を歩めば、おのずと遠ざかることになるのですから」という妻、「ひとはおのれの道を最後まで行くしかないのだ。たとえ1人になろうともな」という小四郎。
もうひとついいのが、バックミュージックのように漢詩が使われていること。ことのほか、気に入ったのが、二箇所に使われている、広瀬淡窓の「蘭」という詩。
孤り幽谷の裏に生じ
豈世人の知るを願はんや
時に清風の至る有れば
芬芳自ずから持し難し
「蘭は奥深い谷間に独り生え、世間に知られることを願わない。しかし、一たび、清々しい風が吹けば、その香りを自ら隠そうとしても隠せない」ということです。
終章近くにある言葉もいい。これは、政敵であった織部と再開をしたときに織部が呟く言葉。「ひとは美しい光景を見ると心が落ち着く。なぜなのかわかるか」・・・「山は山であることを迷わぬ。雲は雲であることを疑わぬ。ひとだけが、おのれであることを迷う。それゆえ、風景を見ると心が落ち着くのだ」
前に紹介した「川は静かに流れる」(ジョン・ハート/ハヤカワ文庫)に通じる「哀しくやるさなく、そして鮮やかに描いた物語」であります。
多分、直木賞に一番近い人かもしれませんが、山本周五郎のように辞退をしてくれれば、さらにこの小説の品格が高まると思います。
合掌。
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大塚の北口方面にある「食堂茶屋きのこ亭」。本来は、居酒屋さんで「きのこ料理」がメインなのでしょうが、ランチタイムには定食や麺類がだされます。
ここのオリジナルが「激辛熱帯チャン麺」。
チャンポンをベースにカレー味の辛い辛い味付けが特徴。
普通の辛さをいただきましたが、一口二口目は、「おおっ軽いなぁ」と思っていましたが、中盤から終盤にかけると、汗がだらだらと流れ落ちる、二日酔いには最適の汗かき麺。具たくさんなので、飽きることなく完食方面です。
マスターのお話だと、辛さもいろいろ要望にお応えできるとのこと。常連は、これにライスを追加して、最後にライス投入で仕上げる人もいるそうです。
昔なつかしのラーメン370円というのも今度、挑戦してみよう。
ちなみに、このお店の斜め前は「大塚 大勝軒」です。
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今朝の朝日新聞に載っていました。
兵庫県洲本市の「淡路島モンキーセンター」の猿たちが、花粉症に苦しんでいるらしい。約180匹のうち少なくとも10匹が盛んにくしゃみをしたり目をこすったりしているのだそうだ。
序列3位の猿も苦しんでいるが、ボスざるの「アサツユ」くんは、元気元気で政権交代の危機はないらしい。効果がある食べ物もなく、症状が軽くなる4月頃まで続くらしい。
自然と共生できない自然人(猿)たちは、すでにヒトからベツのモノに変化しているのかもしれない。既に、企業が使用する、派遣社員は「物件費」計上のコストだから「モノ」化している。いくら、派遣社員やホームレスの援助システムを作っても、日本自体がそうした人たちのうえになりたっている構造に変化しちゃっているのでなかなかよい特効薬はない。あるとしたら、根本的な仕組みを改善しないと直らないなぁ。
自然界もそうした物資優先のなかで、本来の循環システムが壊されていく。毎日、さまざまな「種」が絶滅しているのを見ても、地球の生態系のバランスがとれなくなりつつある。多分、いつか、急激な変化が起きるのだろう。それは、案外、すぐ近くに迫っているのかもしれない。
合掌。
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多分2009年度ミステリーのベストに入ると思います。2008年度のアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長編賞(エドガー賞)受賞作品。
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川は静かに流れ (ハヤカワ・ミステリ文庫) 著者:ジョン・ハート |
解説の北上次郎さんも『これはダニーとアダムの友情を描く小説であり、ロビンとの愛を描く小説でもあるが、同時に、親と子の、そして兄弟の絆を、哀しくやるせなく、そして鮮やかに描いた物語である。』と評価しています。これだけだと、ダニーってのは、誰でアダムはなんだよ、ロビン?筋書きも判んないという声が聞こえてきますが、この本はへんな先入観を知らずに、しこしこと読む本であります。そぉして、読んだ人と、しみじみウィスキーを黙って傾ける本であります。
損はさせない、特にRアル系、R50の、R窓際の方向のR大人のシトに最適な本です。
そんでもよくわかんないという人には、出版社の紹介文を・・・
「僕という人間を形作った出来事はすべてその川の近くで起こった。川が見える場所で母を失い、川のほとりで恋に落ちた。父に家から追い出された日の、川のにおいすら覚えている」殺人の濡れ衣を着せられ故郷を追われたアダム。苦境に陥った親友のために数年ぶりに川辺の町に戻ったが、待ち受けていたのは自分を勘当した父、不機嫌な昔の恋人、そして新たなる殺人事件だった。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作。解説:北上次郎。
合掌。
ジョン・ハートは、これで2作目。デビュー作の「キングの死」も未読なのですぐに読まないとな。これも、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞にノミネートされたということです。
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キングの死 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 著者:ジョン ハート |
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発射寸前といっても、「テポドン」のことではありません。杉の花粉さんのお話。五日市周辺の山々は、山の木を全部お金にしたらいいだんべぇという発想で、杉の植林事業を展開。そんなワケデこの季節になると、空が真黄色になるほど花粉さんが飛び始めます。
近くの杉さんたちも、子孫繁栄活動の準備中。
なぁんと環境省では専門のホームページが開設されています。「はなこさん」は、「環境省花粉観測システム」。毎時35分頃に新しいデータが公開されています。東京都だと八王子の測定局の花粉飛散量がわかります。
林野庁では「スギ・ヒノキ花粉に関する情報」も公開されています。厚生労働省は詳しい「花粉に関するQ&A」がありますよ。
日本では、6人に1人、約2000万人の花粉症の患者さんがいるらしい。よく考えると、マスクやらお茶やらサプリメント、空気清浄機などの「花粉対策」関連事業の事業高というものは凄い金額になるのだろうなぁと思いました。花粉が飛散しなくなると、こうした業界で食べている人は、悲惨になるという、おちでした。
合掌。
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ほらね。牛久沼にもカッパがいたんじゃない!?
07年に「TENG」で大藪春彦賞を受賞した柴田哲孝さんの作品。
「ハードボイルドでありながら、悪人が一人も登場しない不思議な小説だ」と大藪春彦さんをうならせた柴田哲考さんの幻のデビュー作が文庫本で登場。
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KAPPA (徳間文庫) 著者:柴田 哲孝 |
出版社の紹介記事
ブラックバスを釣りに来た男が、上半身を引きちぎられた死体で発見された。猟奇殺人なのか?地元署の捜査は難航。捜査本部は第一発見者の木元を容疑者として拘留したが、地元署の阿久沢には納得がいかない。
はたして、河童の仕業なのか……。
釣り雑誌に記事を書くルポライターと、引退間際の老漁師、引きこもりの少年、はみ出し者の田舎刑事が、事件の謎を解くために活躍する。少年と男たちのひと夏の冒険譚。名作「TENGU」に繋がる大薮春彦賞受賞作家・柴田哲孝の記念碑的作品!
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下山事件―最後の証言 著者:柴田 哲孝 |
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五日市郷土館で開催されている「商売のこころ 粋~幕末から昭和初期の宣伝の世界~」に。
あんまり期待はしていなかったのですが、思わず「むむむむむ」。「凄い凄い」。「なんだよこりゃぁ」。と誰もいない展示室で、ひとりで感心関心歓心の独り言を言っていました。
昔のお店の宣伝のチラシやポスター、宣伝用の団扇などがたくさん展示されています。よぉく保存されていましたよねぇ。お店の名前を見ているだけでも楽しい。メインの昭和12年の引き札の双六の絵を見ていたら、ワタクシが小学生のときに利用した店の名前があったりしました。「魚太」。知ってますか?。先進的なスーパー。小学校の遠足のときに、100円までの範囲でオヤツをもっていっていいので、みんなで「魚太」に行き、計算をしながら買ったものです。いまでも覚えていますが、そのときにバナナが1本60円で売られていて、どおしょうかとバナナ前で悩んだことがありました。その「魚太」もすでになく、五日市の商店街自体が、活気が低下していますが、昔は、こんなに粋で元気なお店があったのだと知るだけで、元気が出ますよ。
駅前に開店しますという「だるま食堂」の開店お知らせのチラシ。いいねぇ。「江戸前 てがる食堂が出来ました。」だもんね。いまでも使えるコピーと店名。やろうかな「だるま食堂」。
営業案内も幅広い。「西洋料理」「支那料理」「御料理」「仕出し」。そばから、すし、からビール、おしるこまで何でもありだもんねぇ。
魚屋さんも色っぽい。
電話が五番の「穀留商店」なんか、お酒を飲んじゃったりして、一体なんのご商売なのか気になります。
小宮の乙訓魚店もぴんぴんとずいぶん活きがいい魚屋さん。鯛が空を舞って、キレイなおねぇさんもにこにこといい気持ち。
ワタクシがご愛飲の「喜正」の宣伝もありました。なんと、瓶詰めを発売したというお知らせ。それまでは、量り売りだったので、当時は凄くインパクトある宣伝だったのでしょうね。蓋がいい。ワタクシだったら、この企画展にあわせてすぐに、当時の瓶、蓋、ラベルの復刻版を限定発売しますが。
もうひとつ驚いたのが、大正時代に私市牧場というのがあり、牛乳の取引をしていたのであります。牛くんも、お馴染みのホルスタインくんではなく、ガンジーやジャージー系の牛だもんね。上空には、飛行機も飛んでいる・・・。なんて町だったんだ、我ら五日市は。
ワタクシが流行らせている「東京の軽井沢・五日市」も、まんざらではないねぇ。モダンで粋で、先進的な五日市を、つくりましょう。
館長さんにも宣伝しておいてと言われたので、ぜひ五日市の人々はすぐに出かけるように。指きりだよ。損はしないさせない。
館長さん。こんどは、その当時のことを覚えている人のお話を聴く会も企画してくださいね。
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夕べは、御茶ノ水の「徳兵衛」で、梅割を飲みすぎ。こんな時には歩くしかない。汗をかくしかない。とりあえず、バナナ1本と野菜ジュース、紅茶と牛乳を摂取。家を出る、どこに行こうかと考えながら駅に。まだ決まらない。そうだ、五日市には五日市憲法があるじゃない。ということで、武蔵五日市駅をスタート。9時34分。駅の裏側の道を登り、十字路を右に。坂道を登りきった突き当りを左に。
あとは、路なりに進めばいい。春の花たちがあちらこちらに咲いている。
こっちにも咲いている。あっちにも咲いている。岩ヤツデくん。
苔むした橋は「白萩橋」。昭和29年に建てられた橋。この橋の手前を登ると「深沢小さな美術館」に。むぅ55歳か。
橋を渡ると寺が。臨済宗建長寺派「東照山 真光院」。創立は文明18年(1486年)、開基は大田道灌。寺紋は道灌と同じ「桔梗の紋」。1456年頃、江戸城築城の際に、深沢から多量の木材を御用材として搬出し貢献したことから建立に道灌が援助したといわれている。五月になると紫つつじが咲き誇り、6月頃にはモリアオガエルが産卵をする。
西となりが、東京都の史跡に指定されている「深沢家屋敷跡」が。10時13分。4267歩。
東京都教育委員会の説明看板。
東京都指定史跡 深沢家屋敷跡
所在 あきる野市深沢七番地
指定 昭和五十八年五月六日江戸時代中期以前の深沢家の沿革は詳らかではないが、江戸時代後半より土地集積を行い山林地主として大きく産を伸ばし江戸中期に深沢村の名主役に就任している。幕末には「同心株」を譲り受け江戸幕府の御家人である八王子同心に就き、村内鎮守社の神官をも勤めていた。
明治維新を迎え深沢家を継いだ名生(なおまる)は深沢村の戸長に就任し、息子の権八は村用掛に任じられ、ついで神奈川県会議員に当選している。
名生・権八親子は三町一四ケ村から四十名近い会員を集め学習会、討論会、研究会などを行っていた民権結社「学芸懇談会」の指導的立場にあり、五日市地域の自由民権運動の中心的な人物であった。
当地は江戸時代後期の名主屋敷の旧態をとどめ、また三多摩自由民権運動を象徴する「五日市憲法草案」発見の場所であり、当時五日市地域で民権運動の中心になっていた豪農民権家の生活様態推定し得る遺跡として貴重なものである。昭和五十八年十月一日建設 東京都教育委員会
門をくぐると憲法が発見された土蔵が。
土蔵の門は、朝の春の風に微笑んでいるような人の顔のように見えました。
土蔵の横に、あきる野市教育委員会が建てた五日市憲法の説明看板が。
あきる野市文化財 五日市憲法草案と深沢家土蔵
土蔵所在地 あきる野市深沢七番地五日市憲法草案は明治十三年に深沢権八を中心に結成された学習結社五日市学芸懇談会の有志と、宮城県栗原郡白幡村(現栗原市志波姫)に生まれ、五日市勧能学校の教師としてこの地を訪れていた千葉卓三郎が中心とになって明治十四年に起草した、自由民権思想に溢れた私擬憲法草案です。
昭和四十三年、東京経済大学教授であった色川大吉氏かが既に朽ちかけていたこの土蔵を調査し、二階から箪笥や行李、長持ちなどの中にぎっしりと詰まった古文書約一万点を発見しました。草案は今にも壊れてしまいそうな行李の中に、古びた小さな風呂敷に包まれて眠っていました。起草から約九十年を経た夏の日のことでした。(土蔵は平成六年に修理が行われています。また、小道を登ったこの屋敷の北側には、深沢権八の眠る深沢家の墓所があります。)
平成十七年十一月十五日設置 あきる野市教育委員会
説明看板にある昔の土蔵の写真。
屋敷跡は、草たちの天下。屋敷の上方に墓地があり、そこに深沢名生、権八親子の墓が五日市に向かって建てられています。
ここから、エクササイズウォーキング的な速度で、五日市郷土館を目指して速攻。昨日の名残雪にはちょっと立ち止まりぱちりと撮影。
びゅっと五日市郷土館に到着。34分、4277歩。邸内の「旧市倉家住宅」におじゃま。
ここは、家を守るために囲炉裏の火を絶やさない。囲炉裏端で小休止。いつもお茶を入れてくれるのだが、本日は時間が早すぎて鉄瓶の湯が沸いていない。
囲炉裏は、暖房、調理、灯り、コミュニケーション場、火種、乾燥、家屋の保存など多様な機能がありました。もっと感心したのが、囲炉裏を囲む枠の高さ、この数センチの高さが土間と食卓を分けていたのであります。
日本人の細やかな精神性がこの数センチに表現されていることが凄い。しかし、なんだか火を見つめているだけで心が落ち着くと同時に、エネルギーが充電されてくるような気がしてくる。遠赤外線が心の奥底を刺激して「うぉっぉぉ」と叫び声をあげたくなるような命の再生産機械のような気がしてくる。まぁ多分、私だけだろうが・・・。
本日は、お雛様が展示されています。三月末まで開催とのこと。
庭には、五日市特産品の「のらぼう」菜が栽培されています。
ぼんぼん時計が十一時をきっちりとお知らせしてくれました。お喉とお腹が空いたよ渇いたよといいだしたのでそろそろお家に向かって帰りましょうということになりました。
五日市郷土館には、五日市憲法関係の展示もあります。写真の青年が深沢権八。
千葉卓三郎の勉強ノート。
郷土館を出て檜原街道沿いにある陶器専門店「むらやま」では、陶器製のお雛様の展示販売会を開催中。
さらにその先の、ワタクシ御用達のハムカツ&コロッケの名店「ミヤザキ商店」では、またなにやらひそやかな展開を始めました。
「まあニャン」。よろしくされました。
一時間半のなんと充実した行動でありました。頭力も体力も充電されました。これで、少し酒をコントロールすれば、おおっなんと素晴らしい男になるのでしょうが、それはそれ。冷えひえ冷えひえビール方面に35度の進路はビールだ!異議なし!断固戦いとるぞ!異議なし!シュプレヒコール!
ああぁ。だめだな、こりゃぁ。
合掌。
■参考資料:あきる野市役所のホームページには「アーカイブ」のコーナーがあり、そこには「深沢家文書」が検索できます。
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